duxia4’s diary

構築記事、育成論などをつらつらと書いていくブログです

【S22/563位】絶対に交代を読みたくない安全型対面構築2


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【はじめに】
こんにちは!じゃにやまです!
今期も記事を書きました!
気長に読んでくれるとありがたいです(^O^)

 

 

【構築経緯】
前期の自分の構築の改定版
https://duxia4.hatenablog.com/entry/2021/09/02/223843

コンセプトはできる限り交代を読まないと勝てない場面を減らす、また相手が交代を読める場面でこちらは無理をしない選択を取れるように構築を作る事

踏み込んだ話多めです。よろしくお願いします

 


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①ザシアン@朽ちた剣
性格:意地っ張り
191(188)-244(252)-136(4)-×-139(28)-173(36)
きょじゅう/じゃれ/インファ/石化

ザシアンの技選択はきょじゅう、じゃれ、インファ、ワイボ、剣舞、石化、炎牙、氷牙とあるが
きょじゅうざん、じゃれつくは無効タイプがなく打てば必ず削ることができる技なので対面構築の技として切れない。

環境的にザシアンのインファが標準搭載じゃなくなったのでヒードランナットレイがザシアン対面居座ることが多くなりインファ打つだけで一方的に数的有利を取れることが増えたなと今期は感じた。
上位プレイヤーでもインファをケアをする人がかなり少なく
多分インファをケアする動きが
インファがなかった場合に弱い動きになるからケアしないんだと思う

ザシアンナットレイ対面やザシアンヒードラン対面で交代を読んできょじゅうざん打つかどうかを普通は考えるが今期は素直にインファを押すのを徹底して、簡単にこの2体をたくさん狩れたのでサブウエポンインファは必須やったなと個人的には思います

電光石火は色々ケアが効く技だが
ウーラオスにカウンター打たれたことないし、スカーフムゲンダイナと初手から対面することない、スカーフランドはザシアン対面初手とんぼしか押さない、マンムーもめちゃくちゃいるわけじゃないからHAザシアンだがここの技だけは要検討かなと思った。

余談.今期はザシアンに身代わりを仕込むかどうかすごく悩んだ。
身代わりを入れると
ミミッキュムゲンダイナメタモンやポリ2サンダーで電磁波を入れて眼鏡カイオーガを通す構築にイージーウィンを拾いやすくなり
ザシアン軸で重くなりがちなロトムトリトドンに対して強くなる

 


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②エースバーン@襷
性格:意地っ張り
157(12)-182(240)-95-×-96(4)-171(252)
ボール/ダスト/膝/不意打ち

もう正直ダストシュート押したくないが、カイオーガエースバーン対面裏のサンダーにまで一貫する技がダストシュートしかないこととダストシュート以外でゼルネアスをワンパンできない事から禁伝環境は押し続けなければいけないのかなぁと思う。

襷枠ウーラオスだとサンダーに接触しなきゃいけないし、ゼルネアスに絶対に勝てない
襷枠マンムーだとカイオーガに対面勝てない
命中不安はあるが対応範囲が広くこの環境での襷枠としては信用度はかなり高い。

 

余談.「ザシアンいるならゼルネアスには既に有利じゃない?」って思う方ももしかしたらいると思うが、基本的に禁伝は2匹以上で見るように構築が組むと禁伝の相性を押し付けやすい。

何故ならゼルネアスを使っていてザシアンの対策を切っている人がいないからです。
ゼルネアス使いは「ザシアンさえ削ればゼルネアスを通せる」と考えている人がほとんどでザシアン以外でゼルネアスを見れない事が相手に透けていると相手から「ザシアンのHPをゼルネアスのために取っておかないといけない」という理論から強気な交換読みなどをされやすくザシアン構築でもゼルネアス軸がきつくなる

逆に言うと「ザシアンさえ削れば勝てる」という思考はザシアン構築にさらにゼルネに強い駒がいる所までゼルネ側はケアが効いてないってことなんですよね。
だから有利禁伝に対してさらにその禁伝に対して動ける駒がいることで単純な構築相性を押し付けて択をあまりせずに勝ちやすくすることができます。
(もちろんゼルネアスだけに勝てるだけじゃダメなのでできる限り対応範囲の広いポケモンを選定する必要があるが)

エースバーンはムゲンダイナ、ジガルデ入り以外にほぼ選出が可能なので「禁伝を2匹以上でみる」のうちの1匹にできる限り入れるスペックがあるので採用って感じです。

 


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③サンダー@ゴツメ
性格:図太い
197(252)-×-149(244)-145-110-122(12)
放電/暴風/こらえる/羽休め

前期こらえるサンダーがちらほらいたっていう噂を耳にして普通にありやなぁと思ったので自分でも使ってみたら笑ってしまうぐらいの上振れを狙える技ですげえなと思った。

水ウーラオスの水流連打打てば1回痺れる理論と同じで合法的に思考回数を3回稼げるので死に際までには相手のザシアンのSを下げてくれる事が多かった。

ザシアンの特化きょじゅうじゃれはHBサンダー耐えないが、きょじゅうのダメージ見て特化ならこらえる、そうでないなら放電という流れがとても綺麗で交代際に剣舞を積まれても静電気判定を最低2回稼げるのでかなりケアが効く技だなという印象だった。


こらえるをいれることでザシアン軸への勝率が高くなった
ザシアン軸によくいる砂かき鉢巻ウオノラゴンに対してこらえるを打ち、エラ噛みを後攻判定にして
痺れさせてしまえば羽休め連打でウオノラゴンを受けれるようになったり砂ノラゴンの上をザシアンが取れるようになるのが強かった。

余談.サンダーのサブウエポンは電磁波も身代わりもこらえるも入れてて腐ることがなくどれも強いなぁと思う。
電磁波をサンダーに入れるとサンダーにポンポン投げられるムゲンダイナに負荷をかけれるのとイベルタルに対面で勝てるようになるのが良い。

 


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ヒヒダルマ@スカーフ
性格:陽気
180-170(76)-75-98(180)-161(252)
つらら/フレドラ/地震/エッジ

 

ムゲンダイナ軸への第2の崩し要因
ザシアンでギルガルドヒードランを削ってつらら落としの一貫を取れるようにしたい

技構成はつらら、フレドラ、地震はめっちゃ打つので確定でラストの技は何でもいいと思う

鬱憤晴らしは黒バド側がヒヒダルマに水ウーラオスを当てることが多いのであまり打つ機会がない
とんぼは初手ダルマランド対面でランド側で強気に居座る人も普通にいるからとんぼ押すぐらいなら釣り交換でいいっていうふうに思った。

今期の中盤ぐらいランクマをやっていて鳳凰ウルガモスヒヒダルマの岩技を全くケアしてないことに気づいたのと構築で重いヒートロトムのためにエッジを入れた。

ヒヒダルマに岩技を入れたことでウルガモス入りにも初手ザシアンを投げやすくなった。
H振りまでのガモスはきょじゅう石化で落とせる
HB特化のガモスも1舞積まれてもスカーフダルマが上をとっているのできょじゅう+石化+ヒヒダルマ地震で落とせるが、ガモスが眠るを所持している場合や炎の身体でザシアンが速効燃えてしまった場合に岩技があることでウルガモスの暴走を抑えることができる

 

ヒヒダルマは選出画面にいることで初手HBサンダーからのサイクルを拒否する事ができるのが強く、初手でザシアンを置いて特化きょじゅう+じゃれで受けに来たHBサンダーを倒すプランを取りやすい。
初手HBサンダーを出されてしまうと放電も含めて麻痺判定を2回乗り越えなきゃいけないし、剣舞をガン切りした初手羽休め連打などをされても困るんですよね。

余談.相手の構築にヒヒダルマがいる時初手HBサンダーから入って交代読みで鉢巻フレドラや地震などをくらうと一気に試合が終わるので、自分もヒヒダルマ入りに初手HBサンダーを積極的に投げるムーブはかなり怖いと感じてしまう方です。なんなら不利展開になるのが見えるから選出すら嫌だなぁと思ってしまうぐらいです。
ちなみにスカーフサンダーならヒヒダルマ入りに投げるのは非常に理にかなっているのでザシアン+ヒヒダルマ入りに初手堂々とサンダーが出てきたらスカーフ説を考慮した方がいいかなと思います


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ポリゴン2@輝石
性格:図太い
特性:アナライズ
191(244)-×156(252)-125-117(12)-80
放電/身代わり/丸くなる/再生

この構築は黒バドランド水ラオスに勝てないと思っていたが自分の練度が足らなかっただけでポリ2とエースバーンを対面的に動かすことで戦える事が分かった

 

バドレックス軸はザシアン構築に対して他に刺さっているポケモンがいなければ黒バドランド水ウーラで行く事を決めているので
他の3体を基本的に軽視して問題がない
そして黒バドランドラオスは宿り木型の黒バドや身代わり持ちの黒バドが非常に少なく拘り持ちの黒バドが多いので襷エースバーンでかなり縛りやすい

構築を組んだ当初はそこまでケアしなきゃいけないと思っていたからスカーフヒヒダルマで詰めるルートばかり考えていた

HBポリ2が水ウーラの鉢巻インファを耐えて返しのアナライズ放電で倒せるのでウーラポリ2対面初手で居座っていい。
基本的にサンダー交代読みでとんぼがえりばかり押されるのでそこから黒バドが来たら放電連打
ランドから来たら身代わりという流れで試合の流れをとる。
最終的にはザシアンでランドをエースバーン圏内まで削り、エースバーンのふいうちで黒バドを処理する
黒バドのトリックをできるだけエースバーン以外で受けること、黒バドの技が一貫しないザシアン+ポリ2の並びをできるだけ取っておく事を意識していた。

 

ヒヒダルマに岩技を入れたのでウルガモスがそこまで重くなくなったのと、日ネクあんまりいねえなとシーズンの途中思ったのでかいでんぱを切り、ジガルデに対して
急所ケアができる身代わりを入れた。
身代わりを入れたことで勝てた試合もあったが最終盤だけ日ネクにそこそこ当たったのでそこは環境を読み違えていた。

 

余談.黒バドは最初は受けループに強いザシアンムゲンダイナに強いって扱いですごい多かったのに、気づけば「受けループにもザシアンムゲンダイナにも択を何度もあわせないと勝てない」事が認知され使用者が減っていった。
終盤黒バドを切ってる構築もちらほら見かけて確かに少ないけどまじかよって思ってましたww

 
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カプ・テテフ@チョッキ
性格:臆病
150(36)-×-95-182(252)-135-157(220)
サイキネ/ショック/ムンフォ/自然の怒り

最速カイオーガ抜き
カイオーガの控えめ眼鏡波乗りで84-100%
ムゲンダイナの珠ヘドロ爆弾88-104%

今期はメタモンが爆発的に増えていてザシアン構築で重くなりがちなムゲンダイナメタモン、オーガメタモン意識でチョッキカプテテフを採用した。

 

オーガメタモンやムゲンダイナメタモンに初手でザシアンを投げた場合
自分ザシアン相手メタモン対面でメタモン側がこちらがサンダーに交代することを読んだ1手を取ってくる事が非常に多い。
交代読みじゃれつくだけでなく、サンダー交代読みムゲンダイナや眼鏡カイオーガをする人も多く
それされるだけでこちらはポケモンを1匹失いメタモンでザシアンをコピーされた時のケアができなくなるのでザシアン+サンダーの並びだけでオーガメタモンやムゲンダイナメタモンを見るのは危険だと思い8時間考えた結果初手チョッキカプテテフを投げることにたどり着いた。

 

チョッキを持つことで眼鏡カイオーガに対面で勝てる
サイコショック2発でH振りカイオーガでも94-112%の乱数で落と
せる

上からショックを打つので潮吹きの火力は落とせるし、眼鏡波乗り、眼鏡熱湯まではチョッキがあるので耐えます
眼鏡根源の波動は無理だがそんなカイオーガはいません

ムゲンダイナに関しては個体数的に眼鏡ムゲンダイナは切ることになるが珠までなら比較的いい乱数で対面勝つことができる

 

テテフがメタモンにコピーされてもザシアン投げが安定になるので一方的に数的有利をとれる
何ならテテフメタモン対面でムンフォ打ち合う場合Cダウンしなければチョッキがあることでテテフ側が勝てるので相手の残りの面子次第でザシアンに引いた方がいいか一回殴った方がいいかを決めれるので立ち回りに柔軟性が出る。

 

技構成についてはサイキネがないとムゲンダイナをワンパンできない
ショックがないと眼鏡カイオーガに対面勝てないのでエスパー技を2つ採用
ウーラオスに打つためのムンフォ
自然の怒りは壁を貼った後の残飯瞑想カイオーガの身代わりを壊すために採用

 

オーガメタモンはS21に結果を出した「ボルトロスで電磁波を撒いて眼鏡カイオーガメタモンで詰める構築」と「オーロンゲで壁を貼って身代わり瞑想カイオーガメタモンで詰める構築」の2パターンをランクマではよく見るがカプテテフはいたずらごころの電磁波をサイコフィールドでカットできるので
電磁波からのカイオーガで身代わり連打とかいう理不尽な運ゲーもしなくていいところが良い

 

余談.メタモン対策としてザシアンを無限に受けれるポケモンを用意したくなかった。ザシアンを受けれるヌオーやウインディなどはメタモンと一緒にいるムゲンダイナやカイオーガにめちゃくちゃ弱いため結局採用する意味がないんですよね。それやるなら特殊受けが必要になってくるし、ザシアン傘ハピヌオーとかゴチルゼル環境で使いたくないし対面構築というコンセプトが破綻するからあくまで対面構築であるコンセプトを意識したときにカプテテフをいれようとなった。

 

【注意するべき並び】
vsカバノラゴン
ステロ+すなかきウオノラゴンがこの構築に非常に刺さっているので意識しなければいけない並び。
ザシアンカバ対面ザシアンをウオノラゴン圏内にいれる地震、刺さっているステロ、様子見の欠伸など色々あるがザシアンに対して全てを選択できないのでそこを軸にゲームプランを考えていく

地震2回で落としてきた場合はサンダーの暴風でカバを落とすしかない。ステロ撒かれてないのでエースバーンの襷を温存するムーブが強い。
地震してステロの場合はエースバーンの襷が壊されてるのでウオノラゴンに対してサンダーの静電気ゲー

欠伸を打ってきた後はウオノラゴンに交代する可能性大なのでじゃれつくを一応打っておく

エースバーンの膝+ゴツメ2回でASウオノラゴンが落ちる事、こらえるを押すことでエラ噛みの火力を落としつつ砂ターンを減らしながらゴツメで削れる事、ザシアンの石化やエースバーンのふいうちを上手く利用して対応する

vsゼルネランドナット
(ナットレイヒードランのこともある)
サイクル下でザシアンを削ってゼルネアスを通す構築だが、こちらにエースバーンがいるのでザシアン+エースバーンの並びでゼルネアスに厚くできるのである程度ザシアンを雑に使っていい。
具体的にいうとランドザシアン対面でガンガン居座ってランドをエースバーン圏内に押し込めば全員エースバーンで抜けるようになるので無理に交代はしない事が大事。
ザシアンでゼルネアスを見ようとするとランドのステロやとんぼでイライラしてしまうのでエースバーンで対応するムーブの方が丸い。もちろん命中不安は何発も押したくないのでできる限りエースバーンの負担を減らすようにゼルネアス以外のポケモンを倒すか削っておく必要はあるが。

ゼルネナットランドっていう並びは初手ザシアンゼルネアス対面で
「ランドいるからゼルネ対面きょじゅうざんしか押せない。インファはナットレイ見てから押してもいい。」と相手は考えるのでゼルネからナットに交代することがとても多いので、そこでインファを押して択をせずにナットレイを倒すとかなり試合展開を楽に持っていきやすい

vs黒バドゴチル
ザシアンポリ2にしか勝てない並び(黒バド受けがバルジバンギファイヤーだった場合に腐る)だが、相手もゴチルを出す場合ヒヒダルマやエースバーンやザシアンの猛攻を止めれなくなる。
ランドは出さないとザシアンで詰むのでゴチル、水ウーラオス、黒バドどれを切ってくるか考えて選出を合わせる

 

ヒヒダルマvsメタモン対面
同速を勝つ前提で地震かつらら落としを選択。
フレドラを押すタイミングでムゲンダイナに引かれると一気にこちらが不利になる。
相手がフレドラを押してきた場合はつらら+フレドラの反動+ザシアンの石化で押し込める

この対面は色々最善の方法を考えたけど、相手のヒヒダルマがフレドラ打つタイミングでこちらがサンダーに交代した場合に相手もきつくなるのでつららおとし押してくる人もいるから交代することも安定しないんですよね。だから地震かつららが最善択かなぁと思ってます

vsムゲンダイナ入り受けループ
切ってます。
環境にゴチルゼルが多過ぎて受けループが死滅している事と受けループよりもメタモン構築の方が圧倒的に多いのでメタ対象を受けよりもメタモンにした方が勝率が高いと判断した。

こちらにはテテフとヒヒダルマという受け側に意識させる事ができる駒が揃っているため相手の選出をほぼ固定させることができる。

自然の怒りを見たラッキーが挑発をケアして地球投げを連打してきたり、ヒヒダルマとラッキーが対面したらまずいからリスクのある釣り交換を相手側がしてきたり
目に見える受けを崩す手段を置いてると受けループが勝手に自滅していく事があることがよくわかったシーズンだった。

特殊受けをテテフが受からないハピナスにしていたりヒヒダルマをガン切りしてる構築に当たったりと意外と思った以上に勝てた

 

 

読んでいただきありがとうございました!