こんにちは。じゃにやまです。
構築記事書きました。
気長に読んで貰えるとありがたいです(^o^)
【コンセプト】
ディアルガはめっちゃ強いのに何故か切られているので、対策してなさそうな人にイージーウィンを取り、対策してそうな人に対してはなるべく長期戦を心がけたり、珠ディアルガ以外の選択が取れるように構築作りを目指した
(2)ディアルガでダイマする上で後発イベルのダイマを絶対にケアしたいのでカイオーガを選出せずに単体でそれができるHDザシアン採用
(3)現環境の襷枠はマーシャドー以上に強いポケモンがガチでいないので、奇をてらわずマーシャドーを普通に採用
(4)ディアルガザシアンマーシャドーはルギアで詰む上に、ルギア入りに初手ダイマがしづらくなるので、電磁波瞑想の両ルギアに後投げが可能でルギアのマルスケを剥いでルギアを確実に流せるカバルドンを採用
(5)現環境のディアルガはダイロック、ダイバーン、ボディプレスを採用するスペースがないため、ホウオウナットやラッキー入りに簡単に受けられてしまう
これらに対する崩しとして眼鏡カイオーガを採用
珠を使わずに瞬間火力が出るという点が評価が高い
(6)これまでの5体だとステロ+スカーフバドの並びが非常に重いため、こちらもスカーフバドを使ってステロバドザシの並びを作れば
いいかと考えスカーフ黒バドを採用
①カバルドン@お盆
性格:腕白
215(252)132-179(196)-×-100(60)-67
欠伸/ステロ/怠ける/吠える
よくあるザシアンのA特化きょじゅうざんでお盆発動して2発目のきょじゅうざんを大体耐える調整
・カバが行動できない可能性が高い伝説
・カバが行動回数を複数回貰える可能性が高い伝説
ルギア、ホウオウ、ジガルデ、日ネク、ザシアン、ムゲンダイナ、ゼクロム
カバルドンを選出して相手の選出がディアルガイベルバドみたいな選出だった場合カバが腐って負けてしまうので、当たり前だけどカバが行動できるポケモンを把握しておく必要がある。
対ルギア入りに対して、相手ルギアいないとディアルガガチで止まらんみたいにルギアを出す事が読める場合に基本的にはカバを出していくことになる
ルギア+イベルディアルガ黒バドみたいな構築には完全に選出択になるが正直回避する方法は思いつかない。相手目線もルギアを出してこちらがステロバドザシで来た場合にかなり苦しい展開になってしまうので
択ではある。相手も回避不可能で無理すぎる(笑)
でもこのポケモン以上にルギアやジガルデなどの面倒なポケモンに後投げして盤面をリセットできるやつっていないし、
相手がダイナホウオウナットとかイベルラキヌオー、ネクロ+チョッキゼクロムみたいな露骨なサイクル系統の構築だった場合圧倒的に行動回数が貰えるので選出画面でそれが見える場合に選出してあげるとめちゃくちゃ仕事をする。カバザシオーガやステロバドザシといったシナジーがあり、ステロ欠伸から通したいエースをこちらが能動的に決めて試合展開を握れる唯一無二すぎる性能。
ノーウエポンのデメリットはカバがラス1身代わりザシアンと対面したとき詰むぐらいでザシアン以外に地震を打ちたい場面は特にない
②ザシアン@朽ちた剣
性格:意地っ張り
199(252)-224(108)-135-×-154(148)-168
きょじゅう/ワイボ/インファ/石火
イベルの控えめ珠バーン耐え
オーガの潮吹き耐え
この環境はHDザシアンが多いが
突然ダイジェットを積んだイベルと対面したりスカーフオーガと対面することまで考えるとHDに振りたくなる気持ちは分かる
ザシアンは特化のほうが強いと思うがHDにしてるとかなり安心感がある
技構成も環境のザシアンと同じ
ディアルガへの削りとインファノーケアのアホのナットを倒すためのインファ、非ダイマ状態のカイオーガをワンパンできてホウオウナットを崩せるワイボ
ドラゴン禁伝はディアルガマーシャドーで見ればいいのでじゃれつくは切った
S無振りザシアンなのでザシアンミラーは100%負ける。ザシアンはAを削れば削るほどダメージのリーチが目に見えるレベルで変わってくるので可能な限りAに振った方がいいと思ってる。潮吹き耐えまでHD振って残り全部Sに振った所で相手のザシアンを抜けるかが相手依存すぎるから割り切って無振りでいいと思った。
まぁザシアンにザシアンを当てなければいい話だし、ちょっとでも削りが入れば相手のザシアンもきょじゅう石火で縛れるのでミラーで負ける型を使うことが必ずしも勝率に響かないと自分は思う。
③カイオーガ@眼鏡
性格:臆病
175-×-111(4)-202(252)-160-156(252)
潮吹き/根源/ビーム/雷
軸がディアルガとバドザシだから相手のホウオウナットを強烈に誘うのでそこでディアルガを選出せずに眼鏡オーガを出すと試合を終わらせれる
相手の初手は全部に安定な初手ホウオウからであることが多い
相手から最速眼鏡である情報が見えていないため、オーガホウオウ対面ダイジェットを押されることもかなりあった。(眼鏡以外なら勝てる、遅いカイオーガなら上からジェット押せる可能性もあるから)
オーガ対面ダイマ切ってくるホウオウを5.6回はワンパンしたし英語ロムのホウオウナットから多くの降参を貰えたので眼鏡オーガ自体が普通にきついんだと思う
眼鏡オーガはHDナットも確2取れるが、ナットレイをオーガに受け出しされたターンダイマ択が発生してる。
ナットのダイソウゲンをケアしてザシアンに引く動きが成立すると勝ち確定になるが、相手がダイマ択見えてないとめんどくさいので基本的には潮吹き連打、裏マーシャドーで詰めるが安定ではある
こちらに崩す手段があっても最後の最後まで択にしてくるナットは本当にキモいなぁと思う
終盤ホウオウの相方をナットからトドンにしてる人もちょいちょいいて間違いなく眼鏡オーガを意識されてるなと思った
④ディアルガ@珠
性格:控えめ
176(4)-×-140-222(252)-120-142(252)
時の咆哮/破壊光線/大地/吹雪
命の珠のドラグーン、アタック、アース、アイスは型の1つとして存在するが、数的有利を確実に取り、相手に先に2体目を出させる能力がめちゃくちゃ高い
逆にチョッキのダイスチルやダイアース持ちと比べて相手が対面的な選出をしたときに2体目や3体目までに負荷をかける能力は低く、1体殺して死ぬことが多い
具体例を上げると【黒バドのビット2発+ザシアンのきょじゅう】や【ザシアンマーシャドーのインファインファ】などで珠ディアルガは死にやすい。
珠オーガのダイアタックと同じ原理で
ディアルガもダイアタックがあるとかなり先行ダイマが切りやすくなる
ダイアタックの強さはみんな知ってると思うがイベルタルに対面で勝てる、身代わりザシアンや身代わりムゲンダイナなどの見えないディアルガ対策にも抗える、相手のザシアンをこちらのザシアンで縛るためにダイアタックでSを下げるなどが上げられる
⑤マーシャドー@襷
性格:陽気
166(4)-177(252)-100-×-110-194(252)
インファ/スチール/カウンター/影打ち
●岩石封じのメリット→ホウオウナットをボコれる、ダイジェットを積んだポケモンをシャドスチ岩石で確実にザシアンで縛れるようにする、サイコフィールド状態の襷黒バドを岩石シャドスチで縛れる
●カウンターのメリット→ザシアン対面で乱数が絡まずに確実に勝てる、日ネク後発ダイマ、ゼクロム、珠ジガルデに対するストッパーになる
環境的には岩石を使ってる人が多く、自分も岩石の方が強いと思ってるがディアルガを使っているとどうしても日ネク後発ダイマが重くなるのでそこに対する切り返しとしてカウンターを優先した
岩石がないとマシャミラーで絶対に勝てないという致命的な欠点があるが(マシャミラーは岩石影打ちと撃ち合う)マーシャドーを持っている人が少なかったためこの状況になることが少なく救われた。
マーシャドーは意地っ張りにすることが多いが、自分の構築はかなり崩しに寄っているので別に意地っ張りじゃなくていいかという短絡的な思考から最速にしていたがザシアンの上を取れることがあり得ないぐらい多かった
意地マシャ抜きまでのHAザシはいるがそれ以上は基本振らないし、環境にHDザシアンが増えすぎていたので抜けることが多かったんだと思う
なので初手ザシアンマーシャドー対面とかで相手の構築にイベルタルがいる場合は最速ザシアンを切ってインファを押していた。
こちらの構築に黒バドがいるので初手ザシアンの場合はほぼほぼ裏にイベルタルがいるのと、シャドースチール読みイベル引きってのをマシャを使ってるとけっこうされるため
序盤はもちろんこのようなムーブをしなかったがマーシャドーがザシアンの上を取れる回数がとても多かったためこの立ち回りで割り切るように終盤していた。
余談だがカウンターは全くケアされず、
珠ランドがカウンターケアできる場面でしてこない事が2回もありそれだけ使われてないんだなぁと思った
⑥黒バドレックス@スカーフ
性格:控えめ
185(76)-×-128(220)-226(164)-121(4)-176(44)
ビット/ショック/リフスト/トリック
A特化ザシアンのきょじゅうを81.3%耐え
襷ランドザシアンバドレックスの並びに
上からスカーフビットを連打してるだけで
勝てる状況を作りたかったので最初はミラーで絶対勝てる最速CSぶっぱで使っていた
ただバドを採用したことで相手目線もカバのステロからのバドザシが見えるので、バドのS関係次第で勝負が決まってしまう不安定さから相手が必ずしもステロバドザシでくるわけじゃなかったので最速にする恩恵が得られなかった。
それだけでなくCSぶっぱにするとザシアンにすら対面勝てないなど行動保証がなさすぎて選出ができないということが多発した。
スカーフバドはHBに振ることで相手の攻撃を襷なしで耐えて上からビット2発押し込むという動きが強く、それはつまり禁伝2体環境の頃に先人たちが考えてきたスカバドの配分を参考にするのが一番いいなと思い自分が使いやすそうな配分をばっこり拾ってきた。
BS252は潮吹き耐えザシアンをビットで確2取れないのでCに振るのは確定、Sはどうしても削らざるを得ない
バドについてもう2つだけ話したいことがある。
バドはマーシャドー対策である環境に蔓延しているゴツメ持ちに強く出れる
ゴツメランドやゴツメルギアなどマーシャドーが強すぎてポンポン出てくるからそこに対して選出を合わせると有利な展開を取りやすい
あと1つ。禁伝2体環境の黒バドはヤンキープレイばかりしていたので正直良い印象がなかった。
バドは禁伝とのダイマなしの殴り合いには強いが一般ポケモンに弱すぎるという致命的な弱点があった。
エースバーン、ガオガエン、ラッキー、バンギ、悪ラオスなどみんなも一度はされたことあると思うがエスバ対面ふいうちノーケアでスカーフビット打ってきたり初手バンギ黒バド対面トリック打ったりガエン対面で悪技押さない読みビット連打してたり、、、こういうプレイを何度も目撃したためどうしても黒バドの印象が悪かった。
ただ一般ポケモンがいない環境になり
こういったヤンキープレイングをする必要がかなり減った。イベルタルさえどうにかすればアストラルビットがかなり一貫してる環境なのでビット連打で勝ち量産できるポケモンになったように思う。
ここから先はおまけみたいなものなので見なくていいです
★ディアルガの技選択について
ディアルガは先行ダイマで数的有利を取りやすいとはいえ技選択は常に考える必要がある
ディアルガを扱う上で注意すべき盤面をいくつか紹介しようと思う
(1)初手ディアルガvsザシアン対面相手の構築にイベルタルがいる場合
こちらに黒バドがいるので裏にイベルタルがいるのは濃厚だが素直にダイアースを打っていた。
これはダイスチルが一貫しているから相手も引くリスクがあるという点とディアルガに対してイベルタルを当てるということは
後発黒バドやマーシャドーを薄く見るということになるので、役割が曖昧なザシアンをディアルガに当てて削りをやってもらうのが相手目線勝ち筋として太いため居座る可能性の方が高くダイアースでいいと判断した。実際ザシアンがHDだろうがHAだろうがほとんど居座ってきた。
(2)初手ディアルガvsザシアン対面相手の構築にイベルタルがいる場合でザシアンが初手身代わりを打ってきた場合
アースを打った後ダイアタックを打って身代わりを壊しながらザシアンのSを下げます
ダイマターン3ターン目が完全に択
相手はザシアンがダイアースで落とされるのを嫌うターンでもあるがそれをこちらが読めるターンでもあるし、そもそもこちらのディアルガが遅い場合は交代するしないに関わらずダイアタックを2回打つというパターンもあるので相手はイベルに引いたり引かなかったりします
基本的にはダイアースを打って身代わりをされた場合ダイアタック2回を打ち、ザシアンに向かって吹雪を連打しながら退場するのが望ましい
相手のザシアンをこちらのザシアンで上から縛れる状態に置く事が一番勝ち筋として太いからイベルタル交代を咎める一手を取っていました。
こちら目線はザシアンのSダウンを解除されて、ダイマ3ターン目でダイアース読みイベルタル決められると負けちゃうから吹雪を押す選択がザシアンがずっと居座ってきた場合でも一番勝ち筋があります
3ターン目のダイアタックや吹雪のタイミングでイベルタルに交代する人はめちゃくちゃ多いので身代わり持ちに対してはこの方法を取っていました。
(3)初手ディアルガvsオーガ対面相手の構築にザシアンがいる場合
一貫してるダイアースよりもダイドラグーンでカイオーガ削ることを優先
オーガからのザシアン引きはダイサンダーやダイアースが一貫してるしそもそもドラグーンがない場合後手に回ってしまうプレイングなので基本低レート以外やってこなかった。
ザシアンがいるからダイドラグーン打ちづらいと思われてたんだと思う
(4)初手ディアルガvsザシアン対面相手の構築にホウオウがいる場合
ディアルガからザシアンホウオウに一貫する技がなく、ダイアースをホウオウで透かされると一気に不利になるので飛行枠がホウオウの場合はザシアンに向かってダイアタック連打することが安定択
(2)と同じようにこちらのザシアンで相手のザシアンを縛れるようにしておく
相手の飛行枠が誰かによってダイアースを押せる度合いはけっこう変わる
★黒バドの使い方
ステロ+ドレキ媒体のダイフェアリーでイベルを崩す人もいるが自分には難しいと感じたのでドレキを切っている。リフストはグラードンカイオーガに対する削りを意識して採用。
イベルをディアザシで倒した後に黒バドを展開するか、イベル入りに黒バドを投げないかでプレイングを割り切っているためイベル入りに黒バドを主軸にすることはない
イベルがいない構築やバドがスカーフを持っていなそうな構築はステロ+バドで全部破壊できる
ランドバドザシ、バドホウオウナット、黒バドとマシャが同居してる構築はスカーフバドの可能性があるが、基本的には環境のトレンドは襷なので襷である前提で動く
バドが黒のいななきで数的不利を捲れる性能を持っているため、ステロや砂さえ展開していればカバを失ってもビット連打で勝てる場面は意外と多い
襷っぽい黒バドにカバを無理やり投げて砂で襷を破壊した後スカーフ黒バドで縛るムーブが相手から認識しづらく強かった
きついポケモン
・最速グラードン→地面の一貫を切ってない
俺が悪いがディアルガが対面で負けるので普通に無理です。ランドロスとかいればグラがディアルガ対面アース打ちにくいみたいなところあるのかなと思う。
グラードンにはたくさん負けたがそれでもディアルガを最速にしようとは思わない。
・ディアルガ+ルギアの並び
ディアルガディアルガ対面でダイアースに対してルギア引きが成立した時点でこちらは負け確定するので、ルギアがいると正直かなりアースは押しづらいです。(飛行枠イベルタルなら押せる)そして相手もそれを分かってるのでダイアース押せない読みでS負けててもダイマ切ってきたりします。
ディアルガダイマの後の詰め筋にルギアを置いてるかはルギアをその人がどのぐらい信用してるかによるので、こちらはダイドラグーン打つかダイアース打つか技選択が安定しなかった。
終盤ほどダイアース打てない読みの居座りダイアースをよくされた。
読んでいただきありがとうございました!