duxia4’s diary

構築記事、育成論などをつらつらと書いていくブログです

【S14/333位】エスバサンダーナマコガルド

f:id:duxia4:20210202104430p:plain


【はじめに】
はじめまして。じゃにやまと申します。
シーズン14お疲れさまでした。
今までも何度か構築記事を書く機会はあったのですが、結局書かずじまいで時が過ぎていってしまったのでこれから書いていきたいと思ってるのでもし見かけたら目を通したりしてくれるだけでもありがたいです

【構築のコンセプト】
・サイクル構築に見えるのを利用して相手にサイクル戦ができるメンバーを選出させエースバーンで初手ダイマックスしてゲームメイクする
・エースバーンで初手ダイマックスできない構築の場合はサンダー+ナマコorドサイ+1、レヒレ+ドサイ+1のようにサイクルを回すことが可能な面子で実際にサイクル戦をやる

f:id:duxia4:20210207224650j:plain


①サンダー@アッキの実
性格:図太い
197(252)-×-149(244)-145-110-122(12)
放電/暴風/身代わり/羽休め

型に関しては特に説明する事のないアッキサンダー
サンダー一匹で詰められる構築以外でサンダーをダイジェットさせる場面はほぼなかったのでダイジェット1回でアーゴヨンが抜けるS60振りは施していない。

エースバーンでダイマックスして相手の構築を半壊させた後、サンダーでPPを枯らしつつTODするのが一番明確な勝ち筋

エースバーンをDMさせた後相手が後続からエースバーンで切り返してくる場合にDMなしで受けれる所を評価してこの枠をサンダーにした。

f:id:duxia4:20210207224655j:plain


ギルガルド@残飯
性格:生意気
167(252)-×-170(76)-×-201(180)-70
身代わり/アイへ/シャドボ/禁止

Bはランドロスの意地っ張り地震をほぼ確定で耐えるところまで振って残りはDに回してます
S実数値を72にしてるポリゴン2が多かったので、どちらが先に動くかをはっきりさせたいため敢えて個体値をすごくいいにして実数値70にしてます
Sはポリ2のアナライズイカサマケアで下を取るようにしてます
実数値67以下だとカバに抜かれるので70になりました

ギルガルドは環境上位のポケモンではないが入れた理由が明確にあって、今期は初手ダイマックスに対する切り返しをポリゴン2に頼ってる構築がかなり多かったため、エースバーンで無理やり一匹持っていった後3vs2の状態を保持しつつポリゴン2を数値受けできるポケモンが必要なように感じて投入した。
今のポリゴン2の技構成でシャドボをいれる余裕はないのでギルガルドで十分ポリゴン2を受けることが可能


ポリゴン2に突破されにくいポケモンとしてはラッキー、ナットレイ、瞑想ライコウヒードランなどがあげられるが自分のパーティーカミツルギとウツロが重いのでこれらへのストッパーになるギルガルドが適任だと感じ入れた

S13の4位の人の構築記事にあったHD空元気アイテ冷凍ビームじこさいポリゴン2がすごく今期流行ったのを皆さんもよくご存じだと思うんですが、このポリゴン2が本当に強くて、ダイスチルでBをあげれるのでエースバーンやウーラオスも盤面次第では詰ませれるし、それ以外のポケモンはほぼ不利対面がない、レヒレも瞑想積んでる間にアイテのBダウン引きまくって負けちゃうしサンダーやウツロ、特殊全般にはもちろん強くどのポケモンに対してもダイマックスすれば絶対に延命できる事から、今期ポリゴン2自体を突破するのが難しいなと感じるシーズンだったので
数的有利を取ってポリゴン2を数値受けできるポケモン
TODするのがポリゴン2入りへの分かりやすい解答なのかなと感じるシーズンだった。



f:id:duxia4:20210208051115j:plain



カプ・レヒレ@ミストシード
性格:図太い
177(252)-×-173(172)-115-150-116(84)
なみのり/ドレキ/瞑想/挑発

Sは同速意識
正直あまり選出していないが、エースバーン水ウーラオス対面で初手レヒレに逃げられることを想定した相手に雷パンチやダイサンダーを押させやすくするなど相手への圧力として使用していた。

残飯とお盆を他のポケモンに持たせているので、放電ポリゴン2、レヒレ、特殊カイリューなどに対して積みやすくするようにミストシードにした。受けづらい特殊カイリューに強いのは評価できる所かなと思います






f:id:duxia4:20210208052743j:plain




④エースバーン@珠
性格:意地っ張り
157(12)-182(240)-95-×-96(4)-171(252)
火炎ボール/膝/ギガイン/思念

今期もっとも通るDMエースバーンの技構成ってなんだろうかって考えたらこの技構成になりました。
火炎ボールギガインパクトはないと困るので確定でふいうち、ダスト、膝、思念の中から2つ選ぶが今のDMエースバーンで強い技構成かなとおもいます

(ダイジェットはあると便利ではあるけどサンダーが環境の中心にいるので打つ機会が減ってるのとS操作はダイアタックで十分である事、他にいれるべき技が多すぎる事から今期は切ってもよかったかなと思います)


環境的な話をすると前期のS13はダストシュートをガン切りして突っ込んでくるレヒレが多かったのでダストシュートに需要があったが、今期はしっかりとカイリューランドロスに下げる人が増えたのでダストをいれなくてもいいなと感じてダストシュートを切り、エースバーンに対してポリゴン2を無理やりダイマックスさせて打ち合ってくる人が増えたのでDMポリゴン2を大きく削れる膝をいれた。
この構築はエースバーンに崩しを任せているのでドヒドで止まるとしょうもないのでダイサイコ媒体の思念の頭突きをいれた。

性格を意地っ張りにしているが意地っ張り珠の火力が非常に強力で珠ダイアタックでCSスカーフレヒレやH252サンダーが高乱数や確1で飛んだり、ドヒドもダイサイコで最高乱数以外一発で落ちる
HBランドや耐久振りカイリューも受け出しが不能

陽気だと低乱数で落ちるものが意地っ張りだとかなりいい乱数で落ちるのが意地っ張りのメリットなのかなと思います


今期意地っ張りエースバーンでミラーする事がちょいちょいあってその度に笑ってましたw

実際冠環境はダイジェットを打つポケモンが限定されていてサンダー、カイリューテッカグヤカミツルギぐらいなので準速でも困る事がそんなになかったです、準速でウツロ抜けてるのが偉すぎる

意地っ張りのデメリットは陽気エースバーンとのダイマックスの打ち合いに100%負ける事とダイマックスが終わったらカミツルギに対面で負ける可能性がある事ですね



f:id:duxia4:20210208051445j:plain



ドサイドン@弱点保険
性格:慎重
207(132)-176(124)-150-×-117(252)-60
地震/冷パン/炎パン/剣舞

A124振ることでHBナットレイをダイバーンで高乱数で落とせる(97-114%)
スカーフウオノラゴンを地震で確2

残りは出来る限りサンダーに対して受け出ししたいのでHDにがっつり振る(控えめ珠サンダーのダイジェット2耐え)

岩技を切ってる変則的な構成だが
ドサイドンに対してランドロスを後投げする人、ナットレイを後投げする人、ポリゴン2を後投げする人がいるのでそれら全員に対して対応できるように氷技、炎技、剣舞を無理やり詰め込んだ。

サンダーに対しては十分冷凍パンチで足りるし足りない場合は剣舞で火力を補えばいい
そもそもサンダーはドサイドンを見たら即引きすることがほとんどなので岩技を切ったことできつくなる弊害はそんなになかったです

ロックブラスト2発と冷凍パンチの火力が変わらないので運がない人は岩技の代わりを冷凍パンチにしてもいいのではないかと思う

弱保があることでエースバーンとも打ち合いが可能で、フェローチェポリゴン2も起点にできるのが同じサンダー対策として型を並べるバンギとの差別化点でこれは皆さんも理解しているかなと思います

チョッキだとアッキサンダーやポリゴン2で詰んでしまうので剣舞は必須。汎用性とサンダーへの対策、最低限のA確保のためこのような配分になった

ドサイドンはドリュ、ランドロス、ブリザポス、ドヒドナット、カイリュー、エースバーンと打ち合いができて同じサンダー対策として型をならべるバンギラスとは対応範囲が全然違うしボルチェンの一貫も切れる所が評価できる所かなと思います



f:id:duxia4:20210208051614j:plain


ナマコブシ@お盆
性格:図太い
162(252)-×-200(252)-×-150-×
毒々/水浸し/ミラコ/自己再生

毒々自己再生は確定として残りは
タイプ不一致にして相手の火力を下げたり鋼タイプへ毒々を通るようにする水浸し
役割対象をずらせるミラーコートで完結してると個人的には思ってます

カウンターはハチマキ悪ウーラオスカイリューなどに使えるがそもそもこの2体はハチマキ以外だとナマコと対面したら引くことが多いので、カウンター押して引かれたときにアドが取れないのでハチマキは受けれないと割りきってカウンター以外の技を押すのが強いかなと思ってます

持ち物はナマコを受け出しした際にどくどくを打つターンが欲しいためお盆にしてます

予期せぬタイミングでサンダーやウツロがナマコと対面する場合があるのでミラコの方が需要があるかなと思ってます。D振ってなくても並み程度の特殊技なら抜群でも耐えれるので。


ナマコブシを採用した意図としてはミミッキュカイリュードサイドンブリザポスなどに後無げが安定する唯一無二のポケモンだからです
竜舞羽休めのゾンビ型カイリューを機能停止にできるのはかなり大きいです

ナマコは環境的に追い風で
環境のドリュウズがサンダー意識のすなかき剣舞だったり、ミミッキュが全体の種族値があがったためのろい身代わり型が数を減らしてるため普通に刺さっていた

サンダー+ナマコの並びがとても相性が良くアッキサンダーでも受けられないバンギ、ドサイドン、ブリザポスのようなポケモンをナマコが受けられるのでサンダー+ナマコ+1みたいな選出もけっこうしていた。



【構築の課題点】
・エースバーンがスカーフの顔をしたハチマキウオノラゴンに突っ込まなければいけない点

ウオノラゴンは終盤だけしかいなかったので正直かなり軽視していた
こちらはハチマキウオノラゴンを誰も受けられず、スカーフの場合エースバーンを下げなきゃいけないので、相手の構築を見てハチマキかスカーフかスカーフを匂わせているかを判断して引く引かないの選択をする必要があるためかなり無理な立ち回りをする必要がある

カイリューに対してはナマコブシを基本当てていくが
カイリューのペアに終盤ゴリラドランやレボルトなどが選ばれるようになった事に対してこちらはこれらへの引き先になるナマコブシのペアを用意してなかった点

・エースバーンのダイマックスに対してHBサンダーで初手ボルチェンからスカーフ水ウーラオスで対応してくる人が増えた点

サンダーは終盤はほぼ耐久型しかいなかったのでこれに対応する動きを用意すべきだった

・ドラパルトに上から珠ダイホロウ打たれるだけできつい点

ポリゴン2+レヒレの並びの使用者がS13に比べてとても増えたのでドラパルトでダイマックスする人そんなにおらんやろと思ってかなり切り気味に構築を組んでいた



余談
1/25時点で本ロムが1947、サブロムが1937で序盤からずっと100位帯をキープし勝率も良く2000を狙える流れはあったが、終盤はあまり勝ち越しを増やせなかった。

上記の課題点を見れば分かる通り自身が終盤でのポケモンの偏りに対応できていなかった点が終盤勝率をあげれていなかった部分として大きいので、勝てている構築だとしても周りが何を使うかに敏感にアンテナを張り構築を修正し続ける必要があるなと感じた。

この構築記事を読んでくれた方も何か勝つためもしくは負けないための思考のヒントがあればいいなぐらいの感覚で見てくれると幸いです

構築の課題点も自分と同じように悩んだ人がいればもしかしたら自分の記事が読みやすいかなと思ってはっきりと明記しました。
読んで頂き本当にありがとうございました。