【はじめに】
こんにちは〜。じゃにやまです。
今期も構築記事書きました。
気長に読んでもらえるとありがたいです
【コンセプト】
始点 HBゴツメ水テラスサーフゴー軸
サーフゴーは壁やテラス前提であるが
ディンルーやパオジアンを受けることが出来る
唯一ディンルーの吹き飛ばしに流されないアタッカーのため展開出来た時の荒らし性能が高いと思い採用
カイリューツツミのアンコールやミミッキュの呪い痛み分けなど補助技を使って積みポケモンを流すという方法を禁止し、火力によるゴリ押しを水テラスタル+壁で防ぎ全抜きを狙うのがコンセプト
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壁ドラパルト
パオディンルーコノヨザルに初動が安定するドラパルトを壁役として採用
特にコノヨザルに対しては両壁を貼るなり鬼火を撒くなりシャドボで先に数的有利を
取るなりこちらが取れる選択肢が多く
ロンゲやクレフなどの壁役と比べて突然のいのちがけアンコールなどでプランを崩されにくい点を評価し採用
壁役として露骨すぎないのも良い
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トドロクツキ
サフゴが苦手なイーユイに圧力があり
眼鏡以外のイーユイをギリギリ受けることができる、ドラパルトが初手スカーフイーユイの悪技で出落ちした時に竜舞の起点にできると思い採用
実際の対戦ではこのような使い方とは違う使い方になってしまったがそれは後ほど書きます
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ドドゲザン
ドラパサフゴ展開をする上で壁ターンを消耗した後に出てくるブーストハバカミやツツミで切り返してくる事を想定してそれらへの引き先になれるチョッキドドゲザン採用
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トドロクツキの弊害になる襷を破壊できカイリューを一度だけ盤面から流せる点から採用カバツキと並んでることでサフゴをスカーフだとミスリードさせることができる
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パオジアン
HBサーフゴーが有利を取れるマリルリやハッサムなどの低速ポケモンを呼ぶことができ対面駒として使える襷パオジアンを採用
対戦数を重ねた結果残飯になりました
①カバルドン@お盆
性格:慎重 テラス:地面
215(252)-132-139(4)-×-136(252)-67
地震/欠伸/ステロ/飛ばし
初手カバルドンからの後発トドロクツキ展開が相手からも読みやすく仕事をさせてもらえない事があったので、初手トドロクツキで暴れて大体裏から止めに来るカイリューにカバを投げて盤面をリセットする使い方をよくしていた。
相手目線カバツキサフゴ以外の軸が見えにくいからミミッキュテツノツツミハバタクカミ対面的な選出になることも多くそれで壁展開が通る試合も多かったため存在してるだけで意味はあったと思う
②トドロクツキ@ブーストエナジー
性格:意地っ張り テラス:飛行
193(100)-188(92)-114(180)-×-125(28)-153(108)
アクロ/地震/竜舞/挑発
・飛行テラスしてる状態で珠ミミッキュのじゃれつく2耐え
・カイリューのノーマルテラス神速を2耐え
・飛行テラスしてる状態でハバカミの眼鏡テラスムンフォ確定耐え
・最速セグレイブ抜き
最初使用率が高いパオジアンに対して行動保証のあるHB特化のお盆フェアリーテラストドロクツキを使っていた。
ただフェアリーテラスはテラス前提のポケモンの割に抜き性能が著しく低く、そもそもトドロクツキの性能を落としてまでパオジアン入に投げるべきなのかどうかを疑問に思っていた
考えた結果パオジアンがいない構築をボコボコにしてもらおうということで飛行テラスにした。飛行テラスだとテラスを切らなくても
アクロバットの火力が出るので他のポケモンにテラス切っても腐りづらいし、何より展開できたときの3盾性能はめちゃくちゃ高い
トドロクツキの配分に関してはS3最終98位の
キングZさんの配分をお借りした。
この配分にしたことでミミッキュや眼鏡ハバタクカミやカイリューも型次第で勝てるため
カバで起点を作らなくても単体で動ける範囲が非常に広がり勝てる試合がかなり増えた。
そもそもトドロクツキはB種族値71なので特化にしたところで確定数が変わるわけでもないから、最低限耐久を振って残りASに振るという考えがベースなんだと思う
セグレイブは環境にいないが速いカイリューやサーフゴーを抜けるのでこの環境でもこのぐらいは素早さあっていいと思う
トドロクツキの配分に関してはS3S4構築記事で色々な方が研究されていたので本当に助かった。HBベース残りAS振り分けというのは共通していたが、Aはできる限り高い方がいいなと思っていたのでキングZさんの配分を今回は選ばせて頂いた。
余談
パオジアン入にトドロクツキを通す場合まずカバルドンが怯んでは駄目だし、裏からパオジアンが来る場合でもトドロクツキが氷の礫を耐えるHPを必ず残さないといけなくなる
それに加えてトドロクツキに強いポケモン、カイリューやミミッキュなどがパオジアンと同時選出されてることを考えると個人的にパオ入にツキ通すのはしんどいかなと思ってる
③サーフゴー@ゴツメ
性格:図太い テラス:水
194(252)-×-149(164)-154(4)-122(84)-105(4)
ゴルラ/テラバ/巧み/再生
・臆病ハバカミの眼鏡テラスムンフォ42-50%
・控えめイーユイのあくはを壁とテラス込みで3発耐え
【壁ドラパ+HBゴツメサフゴ】という構築の軸がコノヨザル展開にめちゃくちゃ強く
コノヨザルに荒らされないというだけで
メンタルがとても安定する
ゴツメは初手にめっちゃ来るパオジアンコノヨザルに強くなる、パオジアンはサーフゴーを倒す際必ず触らないといけないという点を利用しながら戦う
巧みを積んでる間にイーユイやテツノドクガに引かれた場合を想定して水テラバーストを採用したがこれが決まる試合が多く、コノヨザルテツノドクガパオジアンやマリルリイーユイハバカミみたいな【ドクガイーユイでサフゴを見る選出】を一気に破壊することができた
サーフゴーに対してディンルーがカタストロフィ連打で壁ターンを枯らしてくるので
サフゴがHP半分の状態でも悪巧みが押せるようにDに84努力値を振った
これによりHP半分のサフゴが悪巧み積んでる最中に眼鏡ハバタクカミなどに交代されてテラス読みムンフォを打たれたとしても壁込みで耐えることが出来るため合法的にディンルー対面で悪巧みを2回押すことができる
これは知っておいて欲しいのだが基本的にカイリューはC+4から殴らないと意味がないのでディンルーカイリューみたいな並びは悪巧みを出来るだけ2回積みたい
あとは壁があることでテラスタル強要されてないターンが増えるためパオジアンやカイリュー対面ですぐテラスタル切る必要がなくなるのが良かった。
パオジアンもサフゴにめっちゃつらら打ってくるしカイリューも地震あるのに神速テラバ打ってきたりする、、、、、
余談
全人類の中で素テラバを一番打った(笑)
威力80のノーマル技のため意外と打点にはなる
ロトムとかカイナとかは素テラバで倒す必要がある
④ドドゲザン@チョッキ
性格:意地っ張り テラス:悪
特性:負けん気
207(252)-193(164)-141(4)-×-116(84)-71(4)
アイへ/ギロチン/ドゲザン/ふいうち
・ブーストツツミの水テラスドロポン2耐え
・ブーストハバカミのテラスムンフォ2耐え
サフゴが水テラスしてる状態でテツノツツミやハバカミと対面したときの引き先になれる
レギュレーションC環境はツツミやハバカミがブーストエナジーばかり持っているので
チョッキ持ちでけっこう受けやすくなってる環境だなと個人的に思った。(特に眼鏡テツノツツミはかなり少ない)
初手ドラパルトがハバカミやツツミと対面した時もブーストエナジーが発動したら
ドドゲザン引き、発動しなかったら眼鏡をケアして光の壁からのドドゲザン引き
この動きが非常に安定感があった
ブーストエナジー持ちは一度流してしまえば次のサイクルでドラパルトが上を取れる所も良い
この動きはスカーフハバカミだけケアできないが眼鏡とスカーフの個体数の比較を考えたら眼鏡を優先するべきだと思い割り切っている。あまりにもスカーフが匂う場合のみ引いたりもしてたが引かなくても勝率に響かないとは思う。
特性はハバカミにただ受けだすだけだと
弱いかなと思い上振れを狙える負けん気にしたが自分の構築にハバカミが出てきやすい事もありめちゃくちゃ起動して嬉しかった。
環境で流行っていたムンフォマジフレ甘える痛み分けハバカミも完封できる
⑤ドラパルト@粘土
性格:臆病 テラス:霊
特性:クリアボディ
178(116)-×-105(76)-121(4)-103(60)-213(252)
シャドボ/両壁/鬼火
ブーストツツミのフリドラ耐え
今期もコノヨザル展開がめちゃくちゃ多かったのでコノヨザルに初動安定するドラパルトを壁役に選んだ。
最初スカーフサーフゴーのシャドボ耐えまでDに振っていたがスカーフサフゴ自体がそもそもいないし初手で投げられた試合がほぼなかったのでパオジアンの氷柱落とし+礫を壁込みで耐える乱数を上げるためにBに振った。(どうしてもスカーフケアしたいならゲザン引きすればいい)
壁を貫通してくるパワーがあるパオジアンやカイリューを機能停止にするために鬼火を入れた。
ディンルーのHPを削る事もできる。
鬼火を打つターン壁ターンを消費しその1ターンが試合に響くことが多かったので
目の前のポケモンを削ることを優先するべきか壁ターンを残すかを常に考える必要がある
ドラパルトのHPは残ってれば残ってるほど
カイリューに後投げしたりもう一度
壁展開をできるためドラパルトのHPを使っていいかどうかを考えることも重要だった。(ドラパに引いたタイミングでカイリューが逆鱗打ってきたらサフゴの起点)
⑥パオジアン@残飯
性格:意地っ張り テラス:霊
187(252)-140-145(252)-×-86(4)-155
身代わり/カタストロフィ/挑発/地獄突き
元々襷パオジアンを使っていたが
1戦も出さなかったので純正受けループピンポイントの型にした。
今期の受けループはドヒドクレベハピナスかドヒドラッシャハピナスのどちらかだったのでこの技構成で完封可能
クレベースもしくはヘイラッシャをカタスト挑発で削ってドドゲザンの圏内に入れる。ハピナスを削らせてくれるならサフゴを通す。クレベのプレス意識でゴーストにしたがカタス挑発身代わりを見せた段階で秒で降参されることが多かった。まぁそうだよな。
受けループ側からしたらなんでそんな意味不明なパオジアン使ってるの?ってキレてたと思う。
ただ構築の軸が強かったから1枠ピンポイントなポケモンを採用できただけに過ぎない。
パオジアンでやる必要はないが、200戦近くパオジアンを入れていたのでパオジアンを抜いたときに相手と選出が合わなくなるのが怖かったのでパオジアンを変態型にすることにした。
純正受けループ以外には出さない。受け攻めサイクルみたいなのにも出さない。普通の構築に入れることは推奨しないし変えるならここの枠
【基本選出】
ドラパ+サフゴ+ゲザン
コンセプトの所でイーユイがいたらトドロクツキを投げるといったが、イーユイの取り巻きがミミッキュテツノツツミパオジアンみたい対面的な構築だと投げれないので、初手にイーユイが来ないことを願うしかない
相手目線もトドロクツキとイーユイが対面したときの引き先が用意できないのでイーユイが出せないことが多くイーユイ入の対面構築は選出が噛み合うことが多かった。
イーユイ+受け駒みたいな構築にはトドロクツキを積極的に選出した
【きついポケモン】
軸がサフゴゲザンなので無限にボコられた
レギュC環境のウルガモス強すぎる
・チョッキドクガ
C+2水テラバーストでワンパンできない。落とすならサフゴC特化しなきゃいけないのでコンセプトが破綻してしまう
・打ち分けできる謎のイーユイ
けっこう当たったけど何故存在してるのか知りたい
・キョジオーン
ドラパルトを選出できないので魂を込めるしかない
キョジ入にはけっこう勝てたけど当たりたくはない
・ドラテカイリュー
サーフゴーを流せる唯一のポケモンそういえばおったわ
【おわりに】
この構築を使う前意味不明な対面構築使っていて中盤ぐらい20000位にいました。
この構築を思い付いてから一気に3桁まで上がりそこから500位から1000位ぐらいをキープ、構築の微調整を重ねて終盤1日100位ずつぐらいあげてレート2000にギリ乗ってシーズンを終えました。
序盤中盤で負けまくっていたのもあり
勝率がかなり低いですそこは勘弁してください。
読んで頂きありがとうございました