【はじめに】
こんにちは~。じゃにやまです
今期も構築記事を書きました
気長に読んでもらえるとありがたいです
【コンセプト】
・BIG6+ガチグマ炎オーガポン全ての型を初手後発両方ケアするのは毎日考えた結果無理だと思ったのであくまでも60点を目指す
・60点が取れそうになかったら対戦数を稼いで60点にする
【構築経緯】
①S11の上位構築記事の影響でハバカミの型が
多様化してエナジーでも眼鏡でもないカミが
環境に一定数存在するようになり、特に自分は中盤ジャポカミと何度もマッチングしていたので初手襷水ウーラが安定しなくなっていた。色々考えた結果眼鏡カミを切って鉢巻水ラオスを初手で置くことにした。
水ウーラオスはハバカミ視点電磁波よりもムンフォで削りをいれる方が利があるポケモンであり
仮に電磁波を打たれても2連痺れ(5%)以外
対面で勝つ事ができるので、甘えるやCダウンが効かない点を考慮してもハバカミに運負けしづらいポケモンだと思ってる
だからこそ自分のなかで初手水ウーラオスってのを譲りたくなくて、初手に置くことを前提にした時に眼鏡ケアして毒テラスグローブ使うのと眼鏡切って鉢巻ラオスを使うのでは、環境を考慮したときに眼鏡を切る方が勝率が出ると判断し鉢巻水ラオスを採用した
②「初手水テラス水流連打で強引に数的有利を取ってきた場合は裏のスケショカイリューで竜舞すれば勝てる」という思考に至るプレイヤーが多いので、
竜舞のタイミングで交代してスカーフいのちがけで11交換するためにスカーフコノヨ採用
③いのちがけをカイリュー側がケアしてきた時に電磁波カイリューに抗える枠が欲しいので
襷剣舞パオジアンを採用した。
基本選出ウーラコノヨパオ
鉢巻水ウーラは初手ハバカミ対面以外はテラスを強要されていないため、相手が初手からのカイリューサーフゴーの電磁波展開で来る場合はパオジアンにテラス権を使える可能性が出てくる。なので基本鉢巻水ウーラにテラスを切る構築ではあるがパオジアンにも電気テラバを採用した。試合の流れを見て相手がパオカミウーラを電磁波で破壊したいように見えたら軸を電気パオジアンに変える。
パオにテラス権が使えなくてもカイリュー対面以外で剣舞が積めれば電磁波カイリューは見れるし、パオのつららおとしで電磁波カイリューにフェアリーテラス強要→鉢巻水テラス水流というルートもできるので60点は取れるかなと思った
④パオウーラなのでハバカミも普通に採用
特に使いたい型がなかったので甘える痛み分け型
⑤パオカミウーラが苦手などくびし回収要因
になれて、ハバカミを強くケアすれば勝てそうな時に出せるドオーを採用
①コノヨザル@スカーフ
性格:陽気 テラス:炎
特性:やる気
217(252)-135-100-×-111(4)-156(252)
インファ/憤怒/シャドクロ/命懸け
エナジーハバカミのムンフォ確定耐え
カイリューにコノヨ投げ?意味わかんねえって大半の人が思うと思う。竜舞のタイミングでコノヨ着地できればカイリューと11交換できるし、スケショ打ってくれる場合は憤怒の拳の威力をめっちゃあげることができるので
後続のパオウーラの先制技圏内まで押し込むことができる
(スケショ5回当たった場合B-1ASカイリューに90-106%)
電磁波を打ってきた場合も上からスカーフいのちがけを打つことができる
飛行テラバを打たれた場合コノヨザルは倒れてしまうが飛行カイリューは基本ASぶっぱなので水テラ鉢巻水流で貫通できるし、カイリューで水の一貫を切っている構築が多いので裏には水の一貫ができてることが多かった
鉢巻水テラス水流をぶっぱする際に
モロバレルやヘイラッシャなどの面倒なポケモンに交代されてもコノヨで催眠技の一貫を切りながら盤面をリセットできる
イーユイを鉢巻アクジェでワンパンした際に
それを起点にして出てくる剣舞ウーラ、カイリューに対してコノヨ後投げで盤面リセットできるので鉢巻アクジェで拘って全然おk
【カイリューの挙動チェック】【後発展開系のポケモンへの切り返し】【ウーラオスの拘り解除】など様々な役割を担ってくれた
ちなみにスカーフいのちがけをケアされる試合は多かったが竜舞を1回積んだカイリューを交代させている時点で強いなと思っていた。(相手もアドを取るために本当はケアしたくないから)
コノヨザルに引く際に電磁波を打たれた際は
上からエアスラ打った方が相手目線利が高いためスカーフいのちがけが通る試合が多かった
②ハバカミ@エナジー
性格:図太い テラス:霊
146(124)-×-117(252)-161(44)-156(4)-166(84)
ムンフォ/シャドボ/甘える/痛み分け
スカーフイーユイのオバヒ確定耐え
少し前のシーズンだとカイリューの竜舞積むタイミングでHBカミを投げて甘えるを連打することでカイリューを止めれていたが最速鋼テラスカイリューがカイリューのテンプレの1つになってしまったためこの方法では安定せずその辺の襷もスケショで貫通されるから今回はストッパーとしての役割をカミではなくコノヨに任せていた。
電磁波をガン切りできるのであればウーラコノヨカミと選出した方が強いので選出するかはかなり悩んでいた。
③カイリュー@嘴
性格:意地っ張り テラス:飛行
167(4)-204(252)-115-×-120-132(252)
テラバ/スピナー/地震/神速
ランド+水オーガポン、カイリュー+◯◯みたいなタイプ受けサイクルを破壊する際氷打点があるとかなり楽なのでアイススピナー採用
パオジアンでタイプ受けサイクルを破壊するのがもっとも効率が良いがこの構築のパオジアンは対面駒としての出勤の方が多いためカイリューにもタイプ受けサイクル破壊の役割を手伝ってもらっていた。
④パオジアン@襷
性格:意地っ張り テラス:電気
155-189(252)-100-×-86(4)-187(252)
つらら/テラバ/剣舞/礫
環境で電磁波を打つポケモンはカイリュー、サーフゴー、ハバカミの3体であり初手ハバカミからのゴツメカイリューに交代、さらにサーフゴーまでいるみたいな選出は
ラオスに初手テラスを切ってしまうため
本構築では負けだと割りきっていたが
ハバカミでラオスをメタる流れなのとグローブの冷凍パンチが環境にいること、全てのBIG6が電磁波を打ってくるわけではないこともあり実際の対戦では鉢巻水ラオスで初手テラス切ってパオジアンを普通に対面駒として使うことが多かった
「パオカミウーラなんて電磁波打ってれば勝ちやろww」みたいな明らかに電磁波を軸にした構築にはかなり勝率が高かった
電磁波メタの電気テラスを色々触ってきたが
パオ以外の電気テラスは相手が電磁波で来なかったとき苦しい展開になることが多かった
最終日当たったキョジオーン構築に剣舞つらら落としで運勝ちしてくれたのがでかかった。
⑤ドオー@残飯
性格:腕白 テラス:ノーマル
237(252)-95-123(252)-×-121(4)-40
地震/欠伸/ステロ/再生
クッション界の救世主
水ウーラ、電磁波カイリュー、電磁波サーフゴー、ハバカミなどに強く
見た目の割にHB特化にすれば意外と環境上位のポケモンに1回は動ける
D無振りでもガチグマのノマテラブラッドムーン確定で耐えることに気づいてからはかなり信用して投げていた
(どんなに悪くても欠伸で11交換取れるため)
ガチグマのシルクのスカーフノマテラブラッドムーン確定耐えまでD振りたかったが
HB特化にすることで意地ラオスの強打やスピナーを残飯込み2耐えできるしパオの意地つららを耐えたりできるのでDに振る余裕がなかった
明らかなトリルガチグマやイダイトウワンマン構築にもかなり勝率を上げてくれたのでドオーに助けられた部分はかなりある
⑥水ウーラオス@鉢巻
性格:陽気 テラス:水
175-182(252)-120-×-81(4)-163(252)
水流/インファ/とんぼ/アクジェ
実際に使ってみると簡単に数的有利取れるし
最速以外の炎オーガポンを上からワンパンできる所が強いなと感じた。
初手水オーガポン、キノガッサに対して鉢巻とんぼからのコノヨバックで爆アドを得る
初手以外の水オーガポンに関してだが水オーガポンはHB特化でもインファやとんぼに対して受け出しできないから格闘技と水技が両方一貫してる場面で水オーガポンバックできないため余裕で鉢巻水テラス水流押し込んでた。最悪ミスってもコノヨに引いて盤面リセットできるし。
初手ラオスカイリュー対面とんぼがえりからのコノヨ着地することもできるが素引きする。ラオスの型を見せる必要もないしカイリューのマルスケ割る必要もこの構築に置いてはないから。
構築経緯にも書いたがあくまでも環境を考慮して眼鏡を切っていただけであり
主観だけで言ったら眼鏡は切るのは良くないと思ってるがジャポカミが大分メタによった型だからこっちも歪んでしまうのがあるし電磁波カミに強いアタッカーDLCで追加されてくれないと俺もきつい
眼鏡で出落ちした試合はシーズンを通して3回でそれだけハバカミの型が多様化してたように思う。
ちなみに眼鏡をケアしないのは今期ぐらいだと思います
色々メモ(長いので見なくていいです)
・カイリューサーフゴー両方いる場合のBIG6→ウーラコノヨパオ
BIG6という構築の圧力を利用して対面選出させて電磁波展開みたいなパターンがあるのでなるべく電気パオを投げた方がいい
電磁波じゃないBIG6もあるため必ずパオにテラス残す思考である必要はない
・相手が初手からサフゴカイリューで電磁波を撒いてくるなら再生のタイミングでパオ着地電気テラス剣舞で破壊する
電気テラバ読みでガチグマやディンルー引きもあるのでそれらが投げられていいかどうかを考えて技選択、なんなら一回はつららおとし打てる。
・サーフゴーがいないBIG6はウーラコノヨカミもあり
・ドオーはコノヨザルよりも水ウーラオスの行動回数を増やすことができるので、それすれば勝てそうな時は積極的に選出
・パオは礫採用することで意地っ張りならHB特化ハバカミをつらら礫で93-108%
・トドロクツキいりには後発パオジアン、礫もあるのでかなり有利。トドロクツキはパオ入りに通そうと思うと龍舞とステロを事前に積んでおく必要がありそんな猶予がある盤面はない
・ガチグマ イーユイ カイリュー ウーラ テツノツツミ サーフゴー
こういう受けられないポケモンを並べて対面選出強要からのカイリューサーフゴー電磁波みたいなパターンもあるので電気パオジアンは基本選出に置く
・飛行テラバでコノヨザルが倒れた場合は
終わったわって雰囲気を出すために
45秒しっかり時間を使って水ウーラを死に出し ラオスに神速打たれて後続のハバカミ圏内に入れられるのが嫌なため
相手目線は鉢巻水テラス水流以外は耐えるし
グローブなら飛行テラバ打つ方がメリットとして高いので、詰んでる雰囲気を出すのはかなり大事。
・鉢巻サイコファングでこちらの水ウーラをワンパンしてきた場合パオで剣舞の起点にする
・マリルリの太鼓は弱いけどケアした方がいい、偉いチョッキ型とかはほぼいない
マリルリがいても余裕でラオス投げて鉢巻水テラス水流連打でパオ圏内までごり押す。
・テツノツツミ入り→ウーラコノヨカミ
大体エナジーなので後発から出てくる
・BSキュウコン、陽気鉢巻水流連打確定で耐えてくる
・カイリューラムにしてもカバには勝てない。怠けるでケアされるため
・ママンバレルパオイーユイカミ
パオ+ウーラ+スカーフコノヨ
ママンボウはいのちがけで落ちないので初手には置かない。この系統のパオは鉢巻なので
偶発的にパオコノヨ対面を作りスカーフインファケアされない前提で悪テラス砕くを打ってもらうが理想。コノヨザルはママンボウにもモロバレルにも何度も受け出せるのでこのチャンスはバレてない状況では作りやすかった。どうしてもこれを作れそうにないならパオの剣舞をママンボウ対面で積んで破壊
ウーラオスはパオの鉢巻ふいつぶての一貫切り。ママンバレルみてハバカミ出したくなるけど身代わりないなら出さない方がいい。
・ハバカミいない構築にはコノヨから投げてもいい
・ヘイラッシャ入りはハバカミを投げる
・クエスパトラ、アラブルタケ、ウルガモス
後発展開系のポケモンはスカーフいのちがけGG
・ドオーの持ち物→残飯だとイダイトウいりに強くなり、ヘドロだとトリックサフゴに負荷をかけれる
・ゴツメは6回触ってもラオス1耐える
・Big6に対しても選出時間をしっかり90秒使うこと、動きを決めてると思われたくないため
・後発から出てくるガチグマの欠伸はケアした方がいい
・スカーフランド、スカーフラオス 最速いないからいのちがけ打ってもいい
・チオンドクガ→飛行カイリュー+スカーフコノヨ+剣舞パオ
・ステロ雨イダイトウ→ウーラカミドオー
・パオジアン礫で勝てた試合、礫で負けた試合両方あり一長一短すぎる
・ハバカミからの水オーガポンバックやサフゴからの水オーガポンバックとかはやられるときつめ
それ以外の盤面は格闘技やとんぼ一貫してる
・コノヨパオカミウーラ
コノヨザル→パオカミウーラが苦手なハッサムマリルリテツノカイナ、全てのカイリュー、その他有象無象の面倒なポケモン全て、変なポケモン使ってる人に刺さる
対戦相手を信用しなくてよくなる
エナジーカミ→このポケモンがいないと後発パオジアンがきつすぎる
パオ→タイプ受けサイクル破壊
ウーラ→対面駒+崩し駒
・電気テラスカイリュー→個人的にはもう2度と使わない。全抜きエースなのにめっちゃ舞わないと火力全然足らないから普通に色んなポケモンに殴り負ける
・BIG6は相手が採用してる型によるから負けても折れず最善を尽くす
きついポケモン
・初手ハバカミからのカイリューに交代裏サーフゴー
パオに電気テラスが使えずいのちがけも通る展開にならないので大体負け
環境にいるゴーストはハバカミとサフゴのみで初手ハバカミがラオスに居座った時点で
いのちがけの一貫ができてることが多いから
このパターン以外のBIG6には基本選出で大分戦うことができた
相手目線だとハバカミからのゴツメ引きはグローブの冷凍パンチ持ちで咎められてしまうため交代が安定行動ではないところもこの動きが決まりやすかった点だと考えてる
・テツノツツミ
初手出てくるのは完全に切ってます。他のポケモンケアできなくなるから。
・眼鏡ハバカミ+ヘイラッシャ
秒降参
・水テラスガチグマ→S11でガチグマはノーマル、フェアリー、毒しかいないって教科書に書いてあったのに鉢巻水ラオスが流行ると急に水テラスしだすのテラス環境おもんない
・HA鉢巻飛行カイリュー
水テラ鉢巻水流で貫通しないので不利
最終日は400位から600位ぐらい反復横跳びしてました
最終日当たった構築はどれも強かったです
読んでいただきありがとうございました