duxia4’s diary

構築記事、育成論などをつらつらと書いていくブログです

【S7/321位】トドロクツキとパルシェン


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【はじめに】

こんにちは〜。じゃにやまです。

今期も構築記事書きました。

気長に読んで貰えるとありがたいです

【構築経緯】

序盤から終盤までランクマを潜ってた時に

コノヨザルを対策してる人が減ってるなぁと感じた

コノヨザルはS5でメタが入り、そこから数をかなり減らしてる印象があったが数を減らしても対策を切るほどの性能ではないと思ったので自分がコノヨ展開握る側になろうと決意

コノヨを使う上でこいつの強みはやっぱり相手にテラスを使わせる能力が高いこと

具体的に言うとイーユイ、パオジアン、ハバカミなど

テラスを切らないと数的不利を取る、もしくはほぼ瀕死レベルまで削れるのでそれらを嫌うならテラスを使わせる事ができる

相手にテラスを切らせてコノヨが死ぬだけじゃ意味がないので、テラスを切ったパオ、イーユイ、ハバカミを切り返せるブーエナ持ちのハバカミ採用

【定番のコノヨザル+ブーエナカミ】

ブーエナカミでテラスを切った初手のポケモンを切り返し、相手は死に出しで2体を出してくる

当然ハバカミに有利なポケモンが出てくる

ここからどう捲くるかを考えた時に

甘える、マジフレ、電磁波によるデバフをかけ3体目の積みエースに繋ぐという行為が

相手の2体目3体目ごと貫きやすいと考えたので積みエースを2.3体いれようとおもった

まずブーエナハバカミで対面勝てなそうな

イーユイをガン起点にできるトドロクツキ採用

トドロクツキが勝てなそうなロトムに強いウルガモスを採用

この段階でヘイラッシャが突破できず相手目線ラッシャでイージーウィン取れる構築になりつつあったので、ラッシャが絶対に来るのであれば崩せる両刀パルシェンを採用

ラッシャを誘えてかつ見せポケとしての圧力があるパオジアン採用

 



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①パオジアン@鉢巻

性格:意地っ張り テラス:悪

155-178(172)-100-×-96(84)-187(252)

つらら/聖剣/砕く/不意

見せポケ。パオカミの対面選出もあるように見せて相手の選出をある程度自由にさせないように採用。100戦近く対戦したが1試合も選出していない。パオジアンが見せポケであることを決め打たれる選出もよくされたが、みなパオジアンを意識して構築を組むため特に入れたいポケモンがいないなら入れ得だと思う

 


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②ハバタクカミ@ブーエナ

性格:図太い テラス:炎

146(124)-×-117(252)-161(44)-156(4)-166(84)

ムンフォ/マジフレ/甘える/電磁波

・ステロ+パオジアンの意地っ張り氷柱落とし耐え

・無振りイーユイがムンフォ94%の乱数2発

【コノヨザル+ブーエナカミ】

・相手にテラスタルを切らせる能力がかなり高くこちらがエースを通す頃には相手がテラスを切っていてテラス択をせずに試合できることが多い

・パオジアンに絶対に怯まされない並びのため下振れがかなり少ない

・パオジアンやカイリューの2強の初手からの暴走を完全に止めれる

コノヨザルの狩り残した初手のポケモン

倒す係 基本的に大体のポケモンが【コノヨの憤怒orドレパン+ハバカミのムンフォムンフォ】で落ちるから大体の試合で2体目のポケモンに甘えるマジフレ電磁波をいれることができる

Bにかなり厚く振ったので有象無象のヘビボンを耐えてくれたし本当にミリ耐えが多く限界まで仕事をしていた

ミラーでのS勝負は一度も勝てなかったが

ブーエナカミミラーはHP満タンならシャドボ耐えるし、シャドボない可能性もブーエナだったらあり得るから、個人的にはSめっちゃ振って抜かれるとストレスマックスになるので素早さ割り切る方が思考的には好き

相手のブーエナカミ、ブーエナツツミには積極的に電磁波を入れて甘えるやアンコがしづらい状況を作っておく

身代わりはケアしなくていいの?って思うかもしれないが、ポケモンを理解してる人ほどこの対面は身代わりは押さない

何故なら相手目線こちらのブーエナカミはC削ってる可能性があるので、ツツミが耐久無振りだとしてもムンフォを耐える可能性があるから(それにC振ってるハバカミのムンフォもDに少し振るだけで耐える)

身代わりでHPを削って様子見するよりも

ツツミがハバカミを2回殴る方がメリットとして大きい

ブーエナカミミラーに関しても同じ

こちらにシャドボがある場合や上を取られてる場合など安易にHPを削る身代わりという選択が裏目になってしまうから殴るという選択を自分だったら取るし相手も取ってくれた

 

余談.電磁波による上振れがかなりあったなぁと思う。シャドボ持ってるブーエナカミにはもちろん勝てないがシャドボないブーエナカミに対面勝てて裏のカイリューにまで甘えるが入り一気に楽になるみたいな試合がかなりあった。


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③トドロクツキ@ダイス

性格:意地っ張り テラス:鋼

183(20)-182(52)-115(188)-×-122(4)-170(244)

スケショ/アイヘ/身代わり/竜舞

・最速ガブリアス抜き

・竜舞積んだスケショ4発がB4振りパオジアン87.5%で落とせる

S6最終33位のエスナイデルさんの個体を完全にパクらせて頂いた(めっちゃ強かったですありがとうございます(_ _))

参考文献

(https://esnaide-pkmn.hatenablog.com/entry/2023/06/01/112657)

 

トドロクツキが死に出しで出てくる襷パオジアンに勝てないという点を解消した

レギュC型トドロクツキ

トドロクツキは性能の高い飛行テラスだとパオジアン入りに通すのが難しいという弱点があり、普通の鋼テラス(アイヘ地震竜舞羽)だと事前に鋼テラスを切ってしまってる場合に聖剣が抜群になるし、そもそもテラス権を残してても鋼テラス読み聖剣打たれると負けになるという点が気になっていた。

ただスケショを持った鋼トドロクツキは

【パオジアン以外の対面で1度竜舞を積む】という条件だけで後発襷パオジアンがケアできるから

パオジアンいても余裕でトドロクツキを投げれる点がとても強かった

コノヨザルでステロ撒けば襷ケアできるけど正直ステロ撒く余裕がある盤面はそんなにない

トドロクツキのドラゴン技とか基本ケアされないからカイリューやガブを当てられやすいがスケショはそこへの打点になる

逆鱗だとガブやカイリューを突破した後に出てくるハバカミに切り返されるがスケショだとそれがないのも良い

正直ハッサムやジバコやサフゴへの打点として地震もめちゃくちゃ欲しかったが、身代わりも同じぐらい強かった

電磁波が入ったイーユイが突然フェアリーテラス切ってこないかの挙動チェックができたり、電磁波が入ったハバカミの甘えるを遮断したり、スケショアイへの択を先延ばししたり、使い方は多種多様だった

イカサマないチオンジェンにも有利で

キョジオーンもガン起点なので受けポケモンいてもこちらは選出が歪まず基本選出で

きる点は非常にメンタルに優しかった

 


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④コノヨザル@襷

性格:陽気 テラス:炎

特性:精神力

217(252)-136(4)-100-×-110-156(252)

ドレパン/憤怒/ステロ/いのちがけ

このポケモンの目的はテラスタルを吐かせること

対面負けてもいい

確実にテラスさせたいのでパオジアンイーユイにはしっかりとドレパン

ハバカミにはしっかり憤怒

 

「相手ドレパン考えたらテラスするからステロでアド取ったろ!」

「イーユイどうせテラスするやろ、憤怒打ったろ!」

この思考は絶対しない事

実際最終日はみんなテラス切らずに数的不利を取る選択を取ってきました深いなぁ

 

コノヨザルより遅いポケモンで突破が難しいポケモンに対してはノータイムいのちがけ

初手いのちがけは選出噛み合いだと言われがちだが、2vs2になってもこちらはブーエナカミ+積みエースという強力な勝ち筋を残しているから自視点からするとそこまで噛み合いでもない

ブーエナカミは基本誰と対面しても問題ないぐらい汎用性が高いポケモンなので

選出ジャンケンもこちら目線は発生してないのがすごい

余談.

HBサフゴにテラスを強要させれる

意地っ張りASのシャドクロ持ちコノヨザルを一瞬考えたが、ASだと襷パオジアンに対面勝てないし眼鏡サフゴとかも抜けない、いのちがけの削る量が減るなどコノヨザルとしての性能がかなり落ちるので、HBサフゴは不利だと割り切ってテンプレを使うのが望ましい


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パルシェン@磁石

性格:うっかりや テラス:電気

157(252)-115-200-133(124)-×-107(132)

つらら/テラバ/身代わり/殻を破る

・磁石電気テラバがHB特化ヘイラッシャに66-79%

初代統一でレート2000や2100を行っているTMKさんのパルシェンの型を完全にパクリました。(めっちゃ強かったですありがとうございます(_ _))

参考文献(https://pikatantan1.hateblo.jp/entry/2023/05/03/011441)

原案にもある通りヘイラッシャやキョジオーンが重たい構築に採用するのがオススメ

受け崩しピンポイントなポケモンなため、

相手が対面選出してくると負けるというデメリットがある

なのでヘイラッシャやキョジオーンが出てくるか微妙な構築への採用はオススメできない

 

パルシェン自身がヘイラッシャを誘うのももちろんあるが、相手目線自分の構築を見た時にビルドコノヨザル、炎舞1ウエポンウルガモスを完全に詰ませる事ができ、パオジアンとトドロクツキを誤魔化す事ができるため、ヘイラッシャをかなり出したい構築になっている。

実際ヘイラッシャは全試合出されたので

このパルシェンで勝てる試合は多かった

パルシェンで降参が貰えるってのがすごいなぁと思った。本当に何度も貰えた。

基本ラッシャの相方がディンルーになっている環境の流れだったのでラッシャを起点に全抜きを狙うことができたが

ラッシャジバコやラッシャゲザンみたいな構築はこのパルシェンでは貫けないので完全に不利構築

ブーエナカミ+ヘイラッシャみたいな構築も不利。電磁波をいれてもパルシェンでブーエナカミは抜けないから相手目線ヘイラッシャに引く必要がない

ちなみにHP満タンのヘイラッシャを

素テラバで削って電気テラバの圏内に入れて身代わりを残しながら倒すのはちょっと難しい。

理由はHBヘイラッシャに素テラバが18-20%なので残飯+守るで回復されるので少しずつしか削れずこちらも身代わりを貼らないといけないターンがあり、地割れで身代わりが割れたり2連守るとかまで考えると電気テラバの圏内に入れるまでに間に合わない

だからラッシャをある程度他のポケモンで削ってあげてからパルシェンを出すか身代わりを残すことを諦めて殻を破りまくって裏のポケモンに備えるかになる

この構築はコノヨザルとハバカミで相手のテラスをラッシャ以外に使わせてる盤面が多く、ヘイラッシャのテラスを考慮する必要があまりなかったので

素テラバで削らないといけない試合はほぼなかった

身代わりを残した後の立ち回りは

ブーエナカミが裏にいるのが濃厚なら2舞はしたい、カイリューミミッキュの先制技で縛られないぐらいにHPを残したい


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ウルガモス@ブーツ

性格:臆病 テラス:水

192(252)-×-112(212)-155-125-138(44)

炎舞/鬼火/蝶舞/日差し

元々ミトム入りにはガモス投げる予定だったが身代わり持ちのツキを採用してからミトム入りにもツキを投げれるようになっていたのでツキやパルシェンよりも選出機会は多くない。

刺さっている構築にはかなり刺さっているが

相手もガモス重いのが分かってるから、ガモスに厚く選出されガモス出した試合負けが多かった。出しどころが難しく感じた。

 

 

きついポケモン

・鉢巻カイリュー

・どくびし展開

全員接地してて後発から展開する構築だと思われてるのでガンガン撒かれます

どくびしを撒くポケモン以外の5体が圧力がないサイクル系の構築の場合は初手でトドロクツキを投げてドクガやフロルをスケショの起点にする短期決戦で対応していた。

・HBゴツメサフゴ

・ビルドイダイナキバ

こっちは降参する気しかないのに、何故かコノヨにキバを後投げする人が2人もいていのちがけ出来て草生えた

相手目線俺の構築に対してキバめちゃくちゃ大事やからいのちがけケアするかなと思ってた

 

基本選出

初手コノヨザル+中継ブーエナカミ+積みエース

第1エース トドロクツキ

第2エース パルシェン

第3エース ウルガモス

 

キョジオーンセグレイブ入りにはガモスは投げない

ラッシャ入りにはパルシェン確定

イーユイミミッキュの並びにはガモスは投げない

 

トドロクツキはツキミラー、パオ、ハバカミにタイマンでけっこう勝てるが、起点作ってもカイリューは少しきつい、テラスしてないカイリューをスケショで落とす際に5発いるのが悲しい

 

【おわりに】

レート2000を目標に最終日も潜り続けてましたが、大体400位から800位で停滞し勝ちきれませんでした。

目標も達成できずただただ疲労だけが残るのはきついですね

ですがトドロクツキやパルシェンを補完ではなくエースとして使えて終始笑いながらポケモンが出来たし、色んなところにいい意見って落ちてるなぁって思います。

レギュDは正直勝てる気はしないけどのんびりやっていきます