duxia4’s diary

構築記事、育成論などをつらつらと書いていくブログです

【S30/327位】バドザシに勝てる汎用性の高い並び~エスバゼルネオーガメタモン


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【はじめに】

こんにちは!じゃにやまです!

今期も記事を書きました!

気長に読んでくれるとありがたいです!(^o^)

 

【構築経緯】

イベザシやザシオーガなどは色んな人が意識して構築を組んでるにも関わらず、黒バドザシアンだけがいつまでたってもメタられないことに違和感を覚え、これらに勝てる汎用性の高い並びを色々考えていた所、「珠ふいうちエスバ+メタモン」の並びがバドザシに強く出れてかつバドザシ以外にも戦えるので構築の軸にした。

バドザシはメタモン単体は対策できているが

メタモン受けを破壊された後のメタモンや、数的不利を取った後のメタモンは実は対策できていないので、バドザシにメタモンを通す場合は何かと組み合わせて通すべきだと思っている。

そこでメタモンとの相方に選んだのが不意打ちを持った珠持ちのエースバーン。バドザシと一緒にいるラキヌオーが選出されても破壊することができるかつ、襷ランドや襷ガブにダイアタックでステロをまかせない事ができ

バドザシと一緒にいるダイマエースである珠サンダーや珠ゲロゲにダイマの殴り合いで勝つことができる。

技選択を色々考える事が多いポケモンだが、バドザシに勝てる要素を一番持っている一般ポケモンだと自分は思う(エスバでバドザシに勝つ際の技選択について色々言いたいことがあるので後でしっかり記述します)

 


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①ゼルネアス@ハーブ

性格:臆病

201-×-115-183(252)-119(4)-166(252)

ムンフォ/雷/気合玉/ジオコン

 

ゼルネアスとザシアンは対面ではザシアンが圧倒的に有利だが、少しでもザシアンを削るとゼルネアス側がザシアンに勝てるという現実から相手にザシアンの選出を強制させることができるのが強いと思う。

これは自分がザシアンを使っていても相手のゼルネアスを切ることができないのでこれが選出を読む上で思考の軸になる。

(ザシアンは初手にゼルネアスを置くことを躊躇させることはできるが、選出をさせなくできるほどの圧力はない。)

 

壁役を入れてないため、単体で出しやすくなる最速にした。ゼルネアスが本来不利なミミッキュに5分以上の展開が取れるし、「最速ゼルネアスなんておらんやろ」っていう理論で死に出しでゼクロムが出てきたりするので、ムンフォで削ってメタモンでコピーするみたいなムーブを取ることができる。

 

ゼルネアスはきあいだま採用個体がかなり減っているので今の環境はゼルネアスにHDナットを当然のように投げられやすい事からきあいだまを打つ機会はめちゃくちゃ多かった。

ホウオウナットに対してだけは躊躇せずに命中不安をガンガン打つ。(守るやダイサンダー読みナット引きなどの択もあるから)


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②エースバーン@珠

性格:意地っ張り

157(12)-182(240)-95-×-96(4)-171(252)

ボール/インパクト/コーチェン/不意打ち

 

ボール、インパクトは確定で壁構築がいつまでも減らないのでコートチェンジとバドザシが不意打ちエスバを切っているので不意打ちを採用

黒バドに向かって巨大火球を打った時に襷以外で耐えられた場合耐久に振ってるスカーフの可能性が高いのでダイウォールでノーマルタイプになることで、相手に拘り解除(アスビ)の交代かダイマを強要することができる。

 

初手エスバザシアン対面は積極的にダイアタックを押した

理由はこの構築のエスバは襷に見えやすく後発ゼルネアスのダイマに備えてザシアンを温存したいという思考があるから

初手ダイアタックを押してザシアンが居座ってくると特化きょじゅうざん+石火でエスバが死ぬのはもちろんわかってるが比較的このムーブは成立してた。

相手の構築にザシアン以外にゼルネアスを見れる駒【ミミッキュヌケニン、ナット、メタモン、ラッキー】などがいる場合はザシアンがエスバ対面突っ込む可能性が十分あるので技選択が難しい


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メタモン@襷

メタモンザシアン対面でアッキよりもゴツメサンダーを投げられることが多かったのと、HS最速ザシアンともたくさんマッチングしたので、今期は襷よりもスカーフのほうが刺さってたと思う。構築のコンセプト的に襷しか選択がないので仕方なかった。

自分もメタモンは嫌いだが、バドザシがメタモンを切っている事がどうしても腹が立つから、メタモンでこれからも判らせていくつもりである。


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カイオーガ@スカーフ

性格:臆病

175-×-111(4)-202(252)-160-156(252)

潮吹き/波乗り/雷/冷ビ

 

メタモンを対策する並びである【ザシアン+ヌオー】【ザシアン+HBサンダー】【黒バド+ガオガエン】などに一貫が取りやすくメタモンと相性が良い枠

スカーフカイオーガでAボタン連打することが安定行動になるように盤面を作ることが大事
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カバルドン@お盆

性格:慎重

215(252)-132-139(4)-×-136(252)-67

地震/ステロ/欠伸/吠える

 

この環境では珍しいHD特化型。

以前別の構築で環境のカバルドンの配分が知りたくて控えめ珠サンダーでカバルドンに向かって欠伸ノーケアで初手ダイジェットを何発も打ったことがあったが

今のカバルドンは珠サンダーの控えめジェットを確定で耐えるところまでDを振り残りをザシアンの攻撃を2回耐えるためにBに振っている個体がほとんどである事を知っていた。つまりHDカバルドンを切ってイベルが珠ダイアークを切ってきたり

ダイナが眼鏡流星群を打ってきたりバシャが大草原切ってきたりしてくる可能性が多大にあるなと思った。この構築におけるカバルドンは環境に合わせた配分よりも一度は行動できることを優先したかったのでHDにした。実際この予想は正解で何度もHDに振り切ってない前提で立ち回りされることが多かった。

 

あとは砂やステロでの襷削り、残飯や黒いヘドロのチェックなどゼルネアスを通す上での良いサポート役だった。

ダイナのダイマ砲をカバルドンで受けさせ、コスパなら吹き飛ばし、眼鏡ならドラゴン技で拘るのでゼルネアスが100%ジオコンを積める状況を作れるのが良かった。
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⑥ウオノラゴン@鉢巻

性格:陽気

特性:砂かき

166(4)-142(252)-120-×-100-139(252)

エラ噛み/逆鱗/噛み砕く/眠る

 

序盤から中盤の完成されてないダイナ絡みの構築を倒すために採用した。

スカーフや鉢巻頑丈顎ウオノラゴンで裏にいるムゲンダイナを崩す場合、エラ噛みと逆鱗の択が発生するが、すなかきだと一旦エラ噛みを打ってダイナが出てきたのを見てからダイドラグーン打てばいいので余計な択が発生しなくなる。ダイナ系統の受け構築は【カバ+砂かきウオノ+雷きあいだまゼルネアス】で崩しを行っていた。

ウオノラゴンでダイロックを自分から打ちにいく場面はほぼないので相手のメタモンにコピーされた時のためにすなかきだが岩技を切った。

 

いるだけでカイオーガのスカーフがかなりケアされづらくなっていたりと強い面もあるがウオノをスカーフで使ってない関係でザシオーガがやや重くなってしまったので要検討枠。カバノラゴンの枠はザシオーガに強い枠が望ましいと思う。

 

 

【立ち回り】

今回は長くなるのでバドザシに対する立ち回りしか書かない。

基本的にほとんどのバドザシに【珠エスバ+スカーフオーガ+襷メタモン】と投げる

 

(1)ランドバドザシ

まずエースバーンでランドに向かって初手ダイアタック。威嚇が入ってようがランドが珠だろうがHBだろうがこの対面は実はダイアタック安定です

相手の行動の大半は岩石封じからのステロなので初手ダイアタックを打つことでステロを撒かせずメタモンの襷を保護することができます。一応ダイアタックを打った後はザシアン引きを咎める巨大火球を打ちます。そして相手がザシアンから入ってきた場合は死に出しカイオーガ、黒バドから入ってきた場合はメタモンを出します。

ランドが襷じゃないとカイオーガ軸に岩石ステロの流れをすることができないので黒バドは襷を持っていない、つまり黒バドにメタモンが100%勝てるし、ザシアンも基本的にはミラー意識でSに振り残りは対面での削りを優先するためにHAに振り分けられてるのでカイオーガで勝てる型になってることが多いです。

この対面のリレーで勝つことができます。相手目線カイオーガは黒バドザシアンランドの役割集中、メタモンはザシアンをコピーさせスカーフ黒バドで処理することで対策しているので、初手ランドが見えたらほぼランドバドザシであることが決め打てます

 

※ランドやガブが怖い顔を持っている場合

この場合ステロは撒かれてしまうので50%の運ゲーになってしまいます。

ダイアタックをランドに打った後その後の行動が確実にステロなので、カイオーガに下げて潮吹き

相手がザシアンから来た場合でも黒バドから来た場合でも最終的にはカイオーガと黒バドの対面ができるのでそこでダイサイコorダイウォールを読んでメタモンに下げます。相手目線はここで1ターン目でウォールをすればウォール→攻撃→ウォールで死に出しメタモンにスカーフ状態で攻撃することができます。またエスバの珠ふいうちを考慮すると打ててもダイサイコなのでメタモン引きが成立します。相手は2連ウォールすると負ける確率が上がるのでウォールに合わせてメタモンを投げた時点で同速運ゲーです。

 

ただ目の前のポケモンの襷を破壊し削りを行える岩石封じの方が圧倒的に多いのであんまりこのパターンにならないです。

 

(2)初手ダイマ+ザシアン+黒バドorヌオー

 

ザシバドの初手ダイマエースはサンダー、ガマゲロゲなのでエースバーンが対面で勝てるので(1)と同じ要領で行けます。

ただ選出がザシバドになっていない可能性が少しあります。

理由は珠サンダー+ザシアンでもカイオーガは対面的に見れるから。

ゼルネアスがいることで相手のザシアンを強要できてるのでメタモンのケアとしてヌオーやガオガエンなどが後発にいる可能性があります。この場合もスカーフカイオーガが一貫してるので問題ないです。

(3)初手ザシアン

a,相手が引けなそうな構築の場合は火炎ボールでザシアンを倒す。裏から出てきた黒バドには不意打ち、一般ポケモンを出してきたらダイアタックで大体勝てる。

 

ザシバドのザシアンはインファほぼ持っているがエースバーン何千回も使ってるからこそ言えるがこの対面

インファ打ってくる人はほとんどいない(インファ何度もケアしたからこそわかる)ので引けなそうな構築の場合は初手火炎ボール

 

b.相手の引き先がヌオーの場合は初手巨大火球から。

火炎ボール+ダイアタックでヌオーは倒せないため。

 

c.相手の引き先がガオガエンの場合は火炎ボールと巨大火球をガオガエンに向かって打ちまくってガオガエンを削ることで、メタモンが相手のパーティーに一貫する状況を作る

ガオガエンに向かってダイアタックを打ってもいいが

ガオガエンを削れてない状況で捨て台詞からのザシアンを着地されるとメタモンが一貫しなくなるからできる限り炎技で削る。

 

【半減の巨大火球でガオガエンを削る行為】はダイナックル読み黒バドや鬼火のケアになるし、そもそもガオガエンがエースバーンに対して強い打点がないから、エスバ側に技選択の自由が割とある

 

(4)初手黒バド
黒バドを使っているプレイヤーは想像以上に黒バドを信用してるプレイヤーが多く、エスバ対面は以下の願望プレイングをされることが多い。

①黒バドエスバ対面初手トリック(襷火炎ボールや初手ダイアーク、ダイジェットを無視)
②黒バドエスバ対面ダイアーク一点読みザシアンバック(初手襷火炎ボールで負け)
③不意打ちノーケアでスカーフアスビ

これに対してエスバが取る行動ははっきり言って決まってません。そのシーズンに参加してる人たちや序盤や終盤などで技選択は変えています。
自分の体感だが、序盤は不意打ち一点読みの成立してない交代やトリックなどを選択されがちで終盤ほど不意打ち押せない読みでアスビ打ってくる印象でした。
なので序盤ほど巨大火球を打ち、終盤ほど素直に不意打ちを打っていたがあまりここに関しては絶対こうするとは決めてないです。

黒バドに向かって初手巨大火球打つのヤンキーじゃね?って思う方もいると思うがそもそもこの対面は《エスバの不意打ちで黒バドが即死する場面》なのでエスバ側が有利択だと思っているし、黒バドをエスバいる構築に初手投げする事の方が不安定でずれていると思っているから黒バド側に文句を言う権利はないと思ってます。
ザシアンはどの構築にも投げられるが、黒バドは構築によっては選出すると自身のプレイングがおかしくなるから、毎回選出するのは変だなと思ってます。

一応巨大火球を打って襷以外で耐えられた場合はウォールを打ってダイマか交代を強要
黒バドが襷の場合は襷でメタモンに勝つ前提だからコピーメタモンが裏に一貫している可能性があるし、襷でも引いてくることが多かったです。何故か 

 

※基本的にザシバドは
カイオーガへの対応をザシアン黒バドレックスの上からの役割集中で対面的に処理するかラッキーなどの数値受けでごまかすの2パターンのルートを用意しているが、今期の終盤ウオノラゴンや貯水ガマゲロゲなどを入れた水の一貫を切っているザシバド構築が散見され、カイオーガをやや重く見る傾向にありメタられている感覚が少しあった。
珠サンダー+スカーフウオノラゴン+潮吹き耐えザシアンみたいなのに当たった時はおいおい、まじかよ。って思った。笑

最速ザシアンの場合はメタモンが同速ゲーになるし、
黒バドよりザシアンの方を速くしている個体など色々噛み合いもあることだけは注意

 

 

 

 

 

【おわりに】今期は序盤から25日ぐらいまで100~300位帯で戦い、26日には2桁タッチして流れはあるなと思っていたがそこからずっとレート差マッチ(5桁と4桁後半)が起こり

負けた理由もよくわからないような噛み合いで負けてそこから終盤身体を叩いて対戦数稼ぐも流れ取り戻せず今の順位に至るような感じです。

終盤はレート差マッチがツイッターで話題になったが、上位の人の貰えるレートも少なかったことを考えると、噛み合わない試合でも勝てているから上位にいるのだと思うので

噛み合わなくても勝てる構築作りだったりプレイングだったりをできるようにもっと見直したいと思えるシーズンでした。