【はじめに】
こんにちは。じゃにやまです!
今期も記事を書きました!
気長に読んでくれるとありがたいです(^O^)
【構築経緯】
環境最強の技構成である火炎ボール/思念の頭突き/ギガインパクト/とびひざげり持ちの珠エースバーンを軸にしたパーティーを使えばそれなりには勝てるだろうと考えた。
S14の時もこの型のエースバーンを使用したが、この型のエースバーンを使う上でいくつか問題点があり
①HBサンダーの初手ボルチェンからスカーフ水ウーラオス、スカーフウオノラゴンである程度エースバーンのダイマックスを抑えられてしまう
②相手にランドレヒレポリ2がいる場合はランドを脳死で初手投げられることが多かった
別にランドロスが来ても、威嚇くらいながらゴリ押しできるし①の場面に遭遇しても負けではないが、出来ればこの①②のパターンを減らしたいし、このパターンをしてくる相手にリスクを追わせたいので、サンダー+ウーラオスやランドレヒレポリゴン2に一貫するアローラキュウコンを添えた
さらに相手がランドロスを初手で置くリスク、カバを初手で置くリスクを高めるためにウオノラゴンを添えてエースバーンのダイマックスを通りやすくする事を軸に構築を考えた
①キュウコン@襷
性格:臆病
153(36)-×-95-129(220)-120-177(252)
H36で水ウーラオスの陽気スカーフ水流連打確定耐え
臆病スカーフレヒレのムンフォほぼ2耐え
エースバーン+氷の攻めの相性が非常に良い
エースバーンでDMする際に裏から
珠ランドやカイリューで切り返してくるパターンがそこそこあり、それに対してダイアタックでSを下げてアローラキュウコンに繋ぐムーブが強い
ランドロスやカイリューはやっぱり氷4倍で自分より速い特殊の氷は怖いから初手で投げられることが少なかったし、投げてきたとしてもゴリ押しが可能でさらにランドやカイリューを初手で投げた場合アローラキュウコンの引き先が必ず裏にいるのが見えるので選出が読みやすくなるメリットもある
ウツロ入りにも堂々と投げれるようにサイコショック持ち
吹雪の瞬間火力がめちゃくちゃ欲しい場面があるのとフリドラはかなりケアされるのでなくてもあるように動けばいいと考えて氷技は
吹雪を採用
絶対零度はあんまり入れたくない技だったが、ドラパやレジエレキの壁からのレヒレやバシャーモに繋ぐ展開にだけ一方的に負けてたので3割で勝ちを拾えるように採用した。基本的には打たない。
ラグラージ+カイリュー
サンダーノラゴン
サンダーラオス
ランドレヒレポリ2
これらのよくある並びに対して上をとれて技が一貫しているので環境にかなり刺さってる
②ウオノラゴン@スカーフ
性格:陽気
165-142(252)-120-×-101(4)-139(252)
エラ噛み/逆鱗/けたぐり/寝言
アローラキュウコンと共に初手ランドを牽制し、初手ランドが来た場合に相手の後続に水耐性があるポケモンが確実にいるなどの選出読みをするためにいれた枠
このポケモンもアローラキュウコンと同じで相手から意識されやすいポケモンなのが良い
またエースバーンのダイマックスで1匹確殺した後2匹目に対してダイアタックでSを下げて後続のウオノラゴンのスカーフエラ噛みで縛りにいく動きが非常に強力かつ止めづらい。
後続からのドリュウズや皮の剥がれたミミッキュやランドロスやウツロの切り返しが見える時にエスバノラゴンの形をよく取る
③サンダー@アッキ
性格:図太い
特性:プレッシャー
197(252)-×-149(244)-145-110-122(12)
放電/暴風/身代わり/羽休め
エースバーンでドヒド殺した後にTODしたい+幅広く色んなポケモンに対応できる+終盤でのゴリラカミツルギへの安定する受け出し先+相手の後発からの珠エースバーンへのストッパーとして採用
自分のパーティーはポリ2の被選出率が低いのでこのポケモンを突破されないことがわりとある
初手ダイマックスしたらいけない試合もあるのでその時はこのポケモンを絡めた選出をすることが多かった。
トリトドンとサイクルを組めるし無難に対応範囲は広い
④エースバーン@珠
性格:意地っ張り
157(12)-182(240)-95-×-96(4)-171(252)
火炎ボール/膝/ギガイン/思念
技選択が非常に重要であるが、しっかり技を選択できれば機能する型
この型のエースバーンは受けるのがかなりきついので、相手も願望プレイしてくることが多い。基本通る技を押してれば割りと問題ない。一匹は確殺って感覚がやると強く使える。
HP1のウーラオスにダイナックル打ってくる読みでミミッキュ投げたりとかよくあるのでガンガンキョダイカキュウ押したり、スカーフレヒレで縛られないようにノーマルタイプになるなどこの辺を考えるのが非常に大事になる
ダイジェットが欲しい場面もあったが、ダイサイコで先制技をケアできるのがこの構築と非常に噛み合いが良い。
HPが消耗しやすいエースバーンは1体目の襷orスカーフで削って2体目の先制技圏内にいれる動きを取られやすいので、ダイサイコのおかげでエースバーンが2体目を削る動きを遂行しやすい
後続のアローラキュウコンの襷を保護したりウオノラゴンを先制技で削らせないなどがかなり勝敗に関わる時があったため、今期は最後までダイサイコで使い続けた。
自分のパーティーにはサンダーノラゴンの形があるのでサンダーノラゴン意識のドサイナットにエースバーンのダイマックスが刺さりやすい
⑤ヒードラン@風船
性格:穏やか
198(252)-×-126-150-173(252)-98(4)
マグスト/ラスカ/大地/挑発
ここまでの4体でアーゴヨンがかなり重いのと、カバドラパゴリラやカバサンダーウツロナットなどに刺していくメタ枠
ウオノラゴンはカバへの圧力になるが、ナットレイがいる場合は相手は裏にナットを置けばカバを堂々と初手で投げれるのでそれに対して風船ヒードランを初手で投げて挑発する行為が安定しやすい
(相手は初手ヒードランの場合は地震打てばいいし、風船なら欠伸打とうと考えるので)
風船により地面タイプに一度だけ行動保証があるから、「ランドと対面して初手剣舞されたらどうしよう」とかそういう心配をしなくてよくなるから、思いきった選出がしやすくなる
あとはなんというか痒い所に手が届くのがこのポケモンの強みなのかなと思う
以下箇条書き↓
・耐性が優秀でオーロンゲからのピクシー、ラティアスなどにかなり有利
・ランドレヒレドランに打点を持っていて、サンダーポリゴン2にもまあまあ戦える
・ヒードランが受け構築に有利だという認識が受けルーパーの中にあるので地震もちのガラルヤドキングが初手で投げられやすく、ガラルヤドキングは守るを持ってない事が多いので、エースバーンの初手ダイサイコがドヒドに直撃しやすい
⑥トリトドン@お盆
性格:図太い
218(252)-×-132(252)-112-103(4)-59
冷凍ビーム/カウンター/ミラーコート/再生
エースバーンと相性が良く、相手のダイマックスに対するストッパー要因として採用
このポケモンはダイソウゲンを打ってくるポケモン以外にはほぼ行動保証があるので、エースバーンでダイマックスが終わった後の相手のダイマックスターンを消費させる能力が高い
ダイソウゲンを打つポケモンは基本的にエースバーンが有利をとれるポケモンばかりで、トリトドンはエースバーンが苦手なスカーフウオノラゴンやスカーフ水ウーラオスの一貫を切ることができる
環境上位のサンダーポリ2ラオスに一度行動保証があるので環境でも戦っていける
突然鉢巻ウーラオスと対面するなど交代ができない場面が起きても仕事できるようにカウンターミラーコート型にした。
カウンターミラーコート打った後に後続のポケモンを削ってほしいので持ち物はお盆
上位では特にカウンターやミラーコートはケアされるがケアされる時点でダイマックスターンを2ターン消費できてるのでそこまで気にならなかった。
副産物としてジバノラゴンにマウントされない、相手のサンダーノラゴンの通りを悪くする(アローラキュウコン、トリトドン、ウオノラゴン)、レジエレキの一貫切りなどがある
メインウエポンは冷凍ビームにした。理由はカイリュー、サンダー、ランドロスと対面することがしばしばあるから。
熱湯だと運や持ち物次第になるが冷凍ビームだとランドロスやガブやカイリューの起点にならないようにできる。
冷凍ビームとカウンターミラーコートの両立が考慮されにくい
トリトドンは竜王戦の時に強さに気づいたがこのポケモンに受けを依存しない感じで使うと機能しやすい。
構築の課題点
・珠ドラパルト→普通に初手ダイマックスでこちらのパーティーが崩壊します
相手目線だとサンダーの初手ダイジェットやヒードランの鬼火やエースバーンのダイジェットダイアークなど考慮するものがあるため
絶対にこの動きをされるわけではなかったが実際にされるパターンがぼちぼちあった。
ヒードランやエースバーンでダイマックスの打ち合いに負けてからスタートするのでかなりきついです
・ランクルス→エースバーンにダイアークがないと実は突破するのが難しいポケモンなのを今期初めて知った
きあいだまがあるとヒードランでも勝てない、マグストの定数ダメを特性で入れられないので
【おわりに】
読んでいただきありがとうございました。
今期は序盤~中盤は300位~500位ぐらい、終盤は100位~200位台で戦ってました。
レート2000や2桁までまだ時間がかかりそうだが、ツイッターに流れてくる有名強者に何度も勝つことができたのは普通に嬉しかったです